週刊はるん(6月第3週)

目次

 ①対局振りかえり

6/12 vs2段○、vs2段○、vs2段○ 達成率が30%弱になったのでそろそろリハビリ期間は終了かな?3局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:△65歩▲55銀△63桂▲54銀△同歩▲35桂△34銀▲56角△45歩▲同歩△55歩▲67角△86歩▲同歩△47銀▲44歩△56歩▲43銀△51玉▲47金△38角▲56角△29角成▲34角(第2図)

 

優勢な時は手堅く

 

角換わりの中盤戦。先手を歩切れにできたため、後手が優勢だ。しかしここから間違える。△65歩と攻め合ったが、▲55銀が見た目以上に厳しい。△同銀▲同桂は厳しいと判断し△63桂としたが、銀交換後▲35桂があった。△34銀に狙いをつける▲56角が好手で、▲34角と詰めろで銀を取られては厳しい。

▲55銀を許すと厳しかったため、後手も△63桂と打てばよかった。歩得しているので、長期戦になれば生きてくる。以下は変化の一例だが、▲35桂△24銀▲75歩△同桂▲23桂成△同金▲76歩△87桂成▲同金△28歩(A図)となれば、先手の攻めを受け止めているといえそうだ。

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左:A図、右:第2図

<反省>・優勢な時は厳しそうに見える手はとりあえず消しておく

 

6/13 vs5段●、vs3段●、vs3段● 9連勝からの3連敗は萎え。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:△65桂▲68玉△56桂▲79玉△55銀▲同角△54玉▲28角△68金▲同金△同桂成▲同玉△46歩▲66桂△63玉▲53桂成(第4図)

 

不運

 

角換わり腰掛け銀の終盤戦。形勢は右玉(先手)がいい時間帯が続いたが、後手も反撃して難しくなった。第3図は△36角に▲57玉と逃げたところだ。ここで△65桂は自然な手だったがこれが疑問手だったのは運が悪かった。先手玉はわずかに詰まず、後手も△54玉~△46歩(詰めろ)で粘ったが、最後▲53桂成がうまく、詰み筋に入ってしまった。

第3図では△45銀が渾身の勝負手だった。次の△65桂が相当な迫力になるので、▲44銀成△52玉▲45成銀と抜きに来るが、△同角▲64銀△56金▲68玉△66歩(B図)。これはもう大変な勝負だろう。

また、変化▲64銀に代えて▲43銀(△同玉は▲44金~▲45金)も考えられるが、△51玉▲56銀△65桂打▲46玉△23角(C図)でこれも難しい。先手玉が入玉できるかどうかの勝負だろう。

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左:B図、右、C図

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第4図

<反省>・ひねった対応も時には必要

 

6/15 vs2段●、vs2段○、vs3段○ 県民の日は神。1局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△57桂▲同歩△58銀▲同玉△57歩成▲49玉△27角▲38銀打△48歩▲同銀△38角成▲同玉△35香▲37歩△27銀▲同玉△26銀▲同玉(第6図、投了図)

 

攻防の角で意外と寄らない

 

対嬉野流の終盤戦。△49飛に▲59金と打ったところだ。本譜は△57桂と詰ましに行ったが、△57歩成に▲49玉で不詰みがはっきりした。第5図の時点で先手玉に詰みは発生しておらず、詰ましに行くのは脳筋だった。

ここは△59同飛成▲同玉△26角(D図)でよかった。

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D図

もちろん見つけてはいたものの、詰ましたい欲と、飛車2枚渡すのが怖かったため断念した。しかし、△53角と戻すと案外後手玉が寄らず、そもそも△26角も受けづらい。例えば▲48銀には△同馬と切って少し長いが詰み筋に入る。▲37歩△同角成▲48飛が最善の順だと思うが、△同馬▲同玉(▲同銀は△38銀から詰み筋)△26角▲37角△36桂▲38玉△18飛・・・ソフトに検討させればこのような難解な順が並ぶが、とてもじゃないが自分が指せる自信はない。人間なら▲37歩に△53角と戻し、▲43銀成に△52銀と受けて形勢不明だろう。

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第6図

<反省>・自信がないなら詰ましに行かない

 

6/17 vs3段●、vs初段○、vs2段○ 見事に捲られた… 1局目を取り上げる。

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第7図

 第7図からの指し手:▲65歩△54歩▲46角△83玉▲85歩△同銀引▲64歩△86桂▲77銀引△98桂成▲同玉△97香▲同桂△同歩成▲同銀△同香成▲同玉△92飛▲88玉△97銀▲87玉△75桂(第8図、投了図)

 

一石二鳥な手

 

穴熊の終盤戦。▲55角の王手に△64歩と受けたところだ。形勢は先手がいいが、ここで▲65歩としたのがぬるかった。活用するのに▲64歩~63歩成の2手がかかり、その間にも後手も攻め合いに持ち込める。本譜は△86桂が入り、端から殺到され、ごり押しされた。

△86桂を許さなければ先手玉は堅い。ここは▲77銀が味の良い活用だ。△同銀成しかないが、▲同金とすれば、飛車筋が通り、△86桂もなく、嫌味だった玉頭の銀も消えた。先手には▲85歩や▲64角、▲64飛など指したい手が多いので手に困らない。

また、本譜の▲64歩でも△86桂を消す▲86金が勝り、△85銀引▲同金△同銀▲86歩で、とにかく△86桂を防ぐのがよかった。

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第8図

<反省>狙い筋が複数ある手が指せるように。

 

6/18 vs2段○、vs3段○、vs4段● 立ちはだかる4段の壁。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△65歩▲同歩△75歩▲同歩△39角▲38飛△75角成▲12歩△同玉▲24歩△同歩▲同銀△13歩▲同銀成△同桂▲14歩△25桂▲13歩成△21玉▲12歩△95歩▲11歩成△31玉▲76香(第10図)

 

危険な手抜き

 

相矢倉の中盤戦。先手が先攻し、▲15同銀と取ったところだ。実戦は△65歩~△75歩とした。部分的にはかなりある筋だが、この場合はさすがに時期尚早。15の銀に威張られると後手は戦いづらく、▲12歩が決まった。以下取った香を▲76香と打たれ、後に▲64角と馬を消され、完封負け。

第9図はさすがに△15同銀しかなかった。香2枚持たれても△12銀で簡単にはつぶれない。変化の一例は▲15同銀以下△同香▲同香△13歩▲19香△12銀▲13香成△同銀▲同香成△同玉▲18飛△22玉▲11銀△31玉▲12飛成と攻めさせるだけ攻めさせておいてから△86歩▲同歩△83香(E図)で反撃するイメージだ。

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左:E図、右:第10図

<反省>・反撃のタイミング

 


 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲54飛まで

2,▲43馬△同桂▲31金まで

3,▲22銀△32玉▲33飛△同銀▲21銀不成△31玉▲43桂まで7手詰め

 

B問題

1,▲15銀△同玉▲26金まで、もしくは▲15銀△35玉▲45金まで

2,▲24飛△同玉▲25金△同と▲33銀成まで

3,▲24桂△同馬▲42飛成△同馬▲13銀△23玉(△21玉)▲22角成まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

 

~お知らせ~

来週、再来週の6月第4週、7月第1週は詰将棋+αのみの更新となります。ご了承ください。

週刊はるん(6月第2週)

目次

 ①対局振りかえり

6/5 vs2段○、vs2段○、vs2段○ どれも途中は悪かった。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:△66銀不成▲65桂△77歩▲15桂△34玉▲23角△43玉▲32角打△52玉▲34角成△51玉▲43角成△42銀▲同馬△同玉▲43銀△51玉▲52銀打(第2図)

 

二転三転

 

角換わりの終盤戦。直前に後手が角を切り飛ばし寄せに行ったところだが、第1図からの△66銀不成はぬるかったか。▲65桂が好手で、△77歩にそこで先手に攻めのターンが回った。▲32角打ちに対する△52玉もまずく、▲34角成が王手になるのが大きい。さらに△42銀は負ければ敗着となる悪手だった。最後▲52銀打ではなく、▲24馬とすれば△33合には▲同馬~▲21飛成のルートで、△61玉には▲51馬の押し売りで詰んでいた。

一つずつ見ていく。まず、△66銀不成では△29とが勝った。飛車の横利きをずらして△77桂不成を実現させようということだ。▲38飛△37歩▲18飛△19と▲28飛△27香(A図)としつこく狙えばいい。後手玉は詰めろがかからないのが大きい。

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A図

次に△52玉では△42玉なら以下▲43銀△51玉で続かなかった。

最後△42銀では△52金打ちで61へのルートを残しておけば安全だった。

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第2図

<反省>・攻め駒が1瞬離れるのは終盤において致命傷。

 

6/6 vs19級○、vs2段○、vs3段● ようやく達成率が20%を超えた。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:▲63角成△79銀不成▲72馬△88銀不成▲同玉△72金▲32飛△71金打▲64歩△45角▲63銀△56角打▲79金△67歩成▲72銀成(第4図)

 

すぐの斬り合いは無理

 

穴熊の中盤戦。△68銀不成と角を取った局面。本譜は▲63角成から1直線に斬り合ったが、△72金まで進んでみると、銀損、玉の堅さ、66の垂れ歩のバッド要素がありこれは居飛車の失敗。△45角~△56角打の反撃がうまく、▲72銀成の局面で鮮やかに詰まされた。詰み少し長いので腕自慢の方は考えてみてほしい(答えは第4図の下に)。

▲63角成では▲68同飛しかなかったか。△67銀ならば、そこで▲63角成とすれば、同じように進んだとき▲82馬△同金▲79銀と後手玉を薄くできるので得。

ということで飛車を逃げるが、△64飛は①▲66飛△同飛▲同金で45の角を頼りにするか、②▲75銀△44飛▲72角成と攻める順があり、どちらもいい勝負。

また、△62飛は▲63歩△42角▲56角の長期戦ルート、△61飛には▲66飛として、①△65歩には▲46飛として次に▲72角成~▲42飛、②△66同飛には▲同金△39飛▲67金と辛抱する。とりあえず長い将棋にしておくべきだった。

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第4図

<反省>・▲63角成は28秒での着手。斬り合いの順はすぐ終盤になるのでもっと読みを入れるべき。

 

答え

 △77と▲同玉△67角成▲88玉△77銀▲99玉△89馬▲同金△同角成▲同玉△79金▲同玉△67桂▲89玉△79金▲99玉△88銀打▲同飛△同銀成▲同玉△78飛▲99玉△89金▲同玉△79飛成まで(実戦は△89金で投了)

 

6/8 vs1級●、vs9級○、vs4段● 1級に負けは調子狂ってますね…3局目を取り上げる。

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第5図

第3図からの指し手:△65桂▲77桂△57角▲58玉△59飛▲48玉△57香▲75角△64桂▲57角(第4図)

 

明快な順を逃す

 

相掛かりの終盤戦。先手が飛車と角金の2枚替えをしたところだが、序盤中盤の貯金が大きく、まだ後手がいい。ここで桂当たりなので△65桂と自然な手を指したがこれがつまずきの始まりだった。▲77桂と強く当てる順が見えておらず、△57角に▲58玉は先手陣に意外な耐久力がある。後手は飛車を打ち込み、第4図からも暴れたが及ばず。

△65桂自体はそれほど悪い手ではなかったが、57の地点に目が行き、▲77桂に対する△同桂成▲同金△65桂という最善の順が見えていなかった。△65桂では、△26桂とこちらから行くのがスマート。金を逃げると詰むので▲59玉の早逃げだが、普通に△38桂成でいい。あとは持ち駒の力でどうにでもなっていた。

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第6図

<反省>・基本に忠実に玉周りの金駒を攻める。

 

6/10 vs2段○、vs1級○、vs初段○ リハビリの日。3局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲29歩△47金▲28歩△46金▲61飛△89角▲78角△同角成▲同玉(第8図、投了図)

 

決めるべきところは決めよう

 

先手の地下鉄飛車構想に対して銀冠穴熊で対抗した将棋の終盤戦。相手が△48金と打ってきたが、少し重く、観客からすれば攻めれば勝てるという感じだろう。本譜は▲29歩の受け。当然の2枚替えになるが、飛車を1枚増やしたところで感はある。最後は時間切れ勝ちになり、投了図は先手がいいものの、詰まして勝ちにはならなかった。

第7図は当然▲73桂成と行くところだった。△同桂▲同成桂△同金▲同馬△82金に▲61飛から詰み。詰みが見えていなくても後手が攻める時間がないので本譜よりもっと楽に勝てたと思う。

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第8図

<反省>・これくらいの攻め合いは一瞬で見えるように(詰将棋で鍛えろ!)。

 

6/11 vs初段○、vs2段○、vs2段○ 達成率が下げ止まりなので格下が続くのは仕方がない。1局目を取り上げる。

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第9図

第8図からの指し手:△99角成▲77角△同馬▲同桂△78角▲43角△同銀▲同飛成△42香▲54竜△87角成▲56竜△77馬(第10図)

 

分かりやすく優位に立つには

 

3間飛車対左美濃の中盤戦。△66角に75の飛車を▲45飛としたところだが、▲45飛では▲77角なら香を取られず振り飛車十分だった。ただ、後手も香車は取れたものの、やはり▲77角があり馬を消されたのはつらい。△99角成では一回△44歩が好手。飛車を逃げるしかないが、そこで△99角成とすれば▲77角がない(王手にならない)。

本譜次いで△78角に▲43角は先手の勝負手だが、△45角成でよかった。▲61角成に△51金でも△79飛(△24香~△27香成のイメージ)でもよさそうだ。本譜は△同銀と応じたため、竜を作られ気持ち悪い展開に。ただ、そのあとの△87角成に▲56竜だったため(正着は▲74竜)、桂を取れてよくなった。

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第10図

<反省>・駒を取る前に一回立ち止まってよりいい手がないか考える。

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲23飛成まで

2,▲42角成△同銀右▲52銀打まで、もしくは▲42角成△同銀左▲32銀打まで

3,▲12金△同玉▲21香成△同玉▲12金まで、もしくは▲12金△同玉▲21香成△23金▲11金まで5手詰め

 

B問題

1,▲34竜△同玉▲35金まで

2,▲25銀△同飛▲34馬△同玉▲35銀打まで

3,▲42竜△21玉▲12角成△同香▲22歩△11玉▲31竜まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

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週刊はるん(6月第1週)

目次

 ①対局振りかえり

5/29 vs2段○、vs2段●、vs2段○ 対局方法を10分に変更。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:△15歩▲同歩△17歩▲同銀△25桂▲26銀△17歩▲95歩△45銀▲67銀△34銀▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲86飛△45歩▲22角成△同飛▲33角(第2図)

 

暴発

 

振り飛車の序盤戦。まだお互い攻めの準備が整っていないところで△15歩と攻めていったがさすがに無理。▲17銀~▲26銀が当然ながらしっかりした受けで角銀が活用できていない後手は手段に屈した。以下あばれるも▲33角と冷静に馬を作られ、そのまま押し切られた。

第1図では△34飛と待っておくくらいで1局だった。▲66角△13角▲77桂に駒組みを続けるなら△82玉のコース、脳筋族なら△45銀▲同銀△同桂で次に△36歩▲同歩△同飛▲37歩△66飛▲同飛△55角(A図)のコース。どちらもいい勝負で楽しく戦えた。

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左:A図、右:第2図

<反省>・角の使えていない端攻めは基本的に成功しない。

 

5/30 vs2段○、vs初段○、vs初段○ 10分達成率15%なのでリハビリ中。1局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:△47歩成▲52歩成△72玉▲53と△83玉(第4図、投了図)

 

投了図以降の変化

 

嬉野流対右玉の終盤戦。▲53歩と攻め合ったところ。後手は△47歩成と角を通した。先手も▲52歩成~▲53と迫ったが、△83玉に投了されてしまった。この局面、まだ手を続けることができる。投了図以降を検討してみよう。

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第4図、投了図

まず、平凡に①▲63とは△57角成▲78玉△79馬▲87玉(▲同玉は△68銀▲同玉△57と以下詰み)△69角▲78金打△同角成▲同金△同馬▲同玉に△68金(B図)で詰まされてしまう。

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B図

受けるなら②▲78玉は有力で△57角成▲同角△同と▲87玉に△69角か△85歩か。どちらも激戦。

攻めるなら③▲82金で、△同飛車に▲84銀と打つ。△同玉には▲82竜△83歩に▲78玉と手を戻す感じだ。

どの変化も難しく、どちらが勝ってもおかしくない戦いだった。

 

6/1 vs3段○、vs2段○、vs2段○ 達成率上げたい(現在18%)。1局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:▲35歩△同歩▲34香△33桂▲15歩△11銀▲13馬△15歩▲同香△22銀▲14馬△13歩▲25馬(第6図)

 

△11銀なら?

 

四間飛車居飛車の中盤戦。先手は先に香を取ったが後手の角も急所に利かせてきた。ここで実戦は▲35歩と突き、△同歩に▲34香。これで一応攻めはつながる形だ。▲15歩に△11銀と馬を取りに来たが、13~14~25のルートで馬が生還できた。これは桂が跳ねているので▲13馬が可能になっている。では桂を跳ねる前、すなわち▲35歩に△11銀はどうだろうか。

まず、①▲13香とつなぐ手から。しかし、△12銀▲同香成の局面は攻めた感じがなく、△35角と払い、△79角~△88角くらいで押し切られそう。

次に②▲同馬。以下△同馬▲34歩△88角成▲27香で次に▲12銀の狙いだが、これも41~52の脱出が見え見えなだけにやりづらい。対して後手からは△79馬▲58飛△66角の数の攻めが厳しい。

③▲21馬は有力で、△同飛は玉飛接近でやりづらいので△同玉。▲34歩に△88角成は▲27香+▲35桂が怖そうなので△79角▲58飛△66角。これも後手が速そう。

以上から△11銀は普通に厳しく、先手が好んでやる変化ではない。

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第6図

<反省>・△22銀で蓋をされる展開は極力避ける。

 

6/3 vs2段○、vs3段●、vs初段○ 将棋の内容が悪くなってきたのでそろそろ不調期突入しそう。2局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲76飛△86歩▲同飛△同飛▲同歩△82飛▲78金△86飛▲87歩△82飛▲77歩△14歩▲56歩△15歩▲79角△73銀▲36歩△64銀▲46角△73歩▲35歩△45銀(第8図)

 

穴熊

 

四間飛車穴熊対嬉野流の中盤戦。▲88角に△31角と引いた局面。本譜▲76飛と浮いたが、大悪手。単純に△86歩が厳しい。▲同歩は△87銀だし、▲同飛にも△同角や△85銀、本譜の△同飛など手段が多く後手優勢に。▲78金~▲77歩は苦心の辛抱だが、駒がぶつかっていないので先手から手が作りづらい。後手に陣形を充実され、先手の動きをきっちりととがめられた。

▲76飛では▲77角しかなかった。△76銀が一目痛く、すぐに切り捨ててしまいそうな手だ。しかし、▲95角△77歩▲同桂△94歩に▲62角成△同飛▲65桂(C図)となれば、角銀交換の駒損でも穴熊の堅さを生かせているので先手がいい。

▲76飛には△94歩が最善で、▲59角(▲62角成△同飛▲76飛は△67角)△86歩▲同角△同角▲同歩△同飛(D図)となり、先手が苦しいが、角がさばけているので本譜よりは全然ましだった。

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左:C図、右:D図

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第8図

<反省>・穴熊流のさばきを身に付ける。

 

6/4 vs6段●、vs3段○、vs初段● 相手の段位が極端すぎる。1局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△87歩▲44金△同歩▲33銀不成△同銀▲同歩成△同玉▲87金△同飛成▲65角△86竜▲34歩△42玉▲32角成△51玉▲22飛成△52金打▲71銀(第10図、投了図)

 

陣形差

 

相掛かりの中盤戦。いま、46の金で桂を取ったところ。本譜は△87歩と角頭を攻めに行ったが、さほど効果がなかった。かまわず▲44金~▲33銀不成が鋭い攻めで、後手陣を荒らせるだけ荒らして▲87金~▲65角が冷静な決め手。以下は美しい寄せを見るだけとなってしまった。

第9図では△26飛が好手だった。飛車交換は後手に分があるが、27に蓋をするいい駒もない。▲33銀成△同金(△同銀は▲同歩成△同金▲26飛△同角▲22飛)▲同歩成△同銀▲27金とするくらいだが、じっと△21飛(E図)と引いておいて次に△39銀で27の金を負担にさせておけば十分戦えていた。

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左:E図、右:第10図、投了図

<反省>・盤面を広く見て遊び駒の活用を。


 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲24とまで

2,▲31飛△同銀▲21角成まで、もしくは▲31飛△12玉▲21飛成(▲21角成)まで

3,▲12金△同玉▲21銀△13玉(△11玉、△22玉)▲12飛まで5手詰め

 

B問題

1,▲22銀成△24玉▲23竜まで

2,▲24金△15玉▲34銀△24玉(△26玉)▲25竜まで

3,▲44角△37玉▲46竜△同飛▲26角△同飛▲47金まで、もしくは▲44角△37玉▲46竜△同飛▲26角△36玉▲35金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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週刊はるん(5月第5週)

振り返り記事、再開します

 

①対局振りかえり

5/22 vs4段●、vs3段○、vs3段○ 4段に1発がなかなか入らない。1局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲72歩△同金▲73歩△同銀▲53角成△76歩▲41飛△71金打▲76金直△84桂▲77金引△76歩▲78金△77銀(第2図)

 

筋っぽいけど

 

居飛車vs振り飛車ミレニアムの終盤戦。66にいた角を△48角成と逃げた局面。ここで本譜は▲72歩と叩く。いかにも筋だが、▲41飛の王手に△71金と埋められ、結局後手玉が見えない。△76歩~△77銀の反撃を食らい、駒をボロボロ取られて敗れた。

▲72歩では▲34飛が大駒を活用する勝負手だった。本譜と同じように①△76歩には▲同金直△84桂に▲74飛と取っておく。△76桂には▲同飛、△73歩には▲72歩△同金▲24飛、△73銀打には▲同飛成△同銀▲85桂(A図)で食いつける。②△73歩と銀取りを受けてきたら▲31飛成と縦に活用する。以下は▲72歩~▲53角成や、2枚飛車を組み合わせて勝負する狙いだ。

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左:A図、右:第2図

<反省>・とにかくガリガリいけ

 

5/23 vs3段○、vs4段●、vs3段● 3局全部力戦型で狂いそうだった。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:▲46歩△42銀▲47金左△94歩▲96歩△33銀右▲65歩△42角▲45歩△86歩(第4図)

 

相手の狙いをけん制するには

 

4間飛車対居飛穴の序盤戦。穴熊を阻止できず、先手だけ中途半端な形になっている。第3図は後手が△33角と引いたところ。ここで先手は▲46歩と盛り上がりを見せたが、どうもここから失敗しているようだ。後手に△42銀~△33銀右と4枚穴熊に組まれ、△42角~△86歩の打開が見えていても防げない。以降は穴熊の暴力の前に屈した。

では、4枚穴熊から打開の構想を阻止するにはどうすればよいか。それは▲65歩と突く手だ。△42銀には▲44角があるのでこれで後手の駒組みを制限できた。銀が引けないと△86歩の打開も効かないので▲56銀~▲46歩、と44を争点にすれば穴熊相手にも十分戦えた。

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第4図

<反省>・相手の狙いを読んだうえで阻止する手段がないか探す。

 

5/26 vs2段○、vs3段○、vs3段● 暑くなってきました。3局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△53金▲55角△33歩▲37桂△62角▲35歩△44金▲64角△73銀▲同角成△同角▲34歩(第6図)

 

アクロバティックな代案

 

57銀左急戦対四間飛車の中盤戦。いま、▲44歩と取り込んだところ。実戦は▲35歩△45銀▲43歩成の筋を軽減しようと△53金としたが、▲37桂~▲35歩で銀が捕まってしまった。△62角~△44金とするも2枚替えをされ、第6図になるとバラバラな陣形で勝ちようがなくなった。

△53金の代案としてソフトが示すのは△62角という手。対して①▲35歩とする手には△44角▲34歩△26角と、△45銀▲43歩成△56歩▲66銀△12飛の2つのルートがあり、いずれも難解。まあ後者は一生思いつかなそうだが。②▲55角には△43銀と引く手がある。対して▲32飛成△同銀は銀が生還するので▲33歩と交換する位置を変えに来るが、△同飛▲同飛成△同桂▲43歩成に△45桂(B図)がダブル銀取り、桂もさばけて気持ちがいい。こういう手が指せればなぁ…

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左:B図、右:第6図

<反省>・積極的にさばいていける自信を。

 

5/27 vs3段○、vs4段●、vs2段○ 4段戦しんどい。2局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲37銀△76銀▲88銀△54角▲98角△94歩▲77歩△85銀▲56歩△44歩▲55歩△65角▲58金上△95歩▲46銀△96歩(第8図)

 

気は進まないけれど

 

角換わりの中盤戦。後手に△22歩と打たせたところ。本譜▲37銀と攻め合いの姿勢を見せたが、△76銀▲88銀△54角▲98角と明らかに損なやり取りを受けてしまった。先手陣にペタペタ打たせてから端攻め。巧い手順であっという間に寄せられた。

第7図はとりあえず▲77歩と打つしかなかった。気は進まないが、ここは我慢しなければならない。以下△86歩▲同歩△87歩が厳しく後手がいいが、銀角を手持ちにしている分先手も元気が出ただろう。

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第8図

<反省>・受けるべきところは面倒がらずに受ける。

 

5/28 vs3段○、vs2段○、vs3段○ 久々の3連勝。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△48竜▲同金△43金▲55玉△52香▲66玉△61香▲65歩△74桂▲77玉△44角▲68玉△65香▲59玉△77角成▲49玉△22馬▲41角△32銀▲15香△23玉▲13飛△同馬▲同香成△同玉▲14銀△22玉▲23金(第10図、投了図)

 

詰むや詰まざるや

 

四間飛車対右四間飛車+端玉銀冠の最終盤。数手前に先手が必至をかけ、後手が王手ラッシュで迫っている。第9図は△44銀に▲同玉と応じたところ。実戦は△48竜と突進してきたが、先手玉はきわどく詰まず。後手も△44角~△77角成~△22馬と手を尽くしたが▲41角から何とか詰ますことができた。

第9図で△88角はなかったか。55に合い駒を打つのは△43金から詰むので▲53玉と逃げる。そこで、△51香▲52香を入れて△41桂と打つ。▲62玉に△22角成(C図)と取った局面は△41桂や△51香の効果で▲41角や▲15香を打てず、後手玉は安泰になる(△51香を入れずに単に△41桂や、△51香に▲52香以外の手もあるが、変化が膨大なため割愛)。先手は▲49金と取るくらいだが、△69飛などで勝負はどう転んでいたかわからなかった。

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左:C図、右:第10図、投了図

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲32銀成まで

2,▲12桂成△同玉▲14飛まで、もしくは▲12桂成△23玉▲31飛成まで

3,▲19香△18合(△17合)▲28桂△27玉▲37馬まで5手詰め

 

B問題

1,▲44銀成△24玉▲34竜まで

2,▲13馬△11玉▲12馬△同馬▲23桂まで

3,▲36角△16玉▲27角△25玉▲16竜△同と▲36角まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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1月~5月の皆さんの詰将棋の成績を中間発表として公開します。

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問題番号、ptの順で記載。1月第3週はA、Bの区切りなし。

 

5名の方に参加いただきました!ありがとうございます!これからも詰将棋企画をよろしくお願いいたします。

 

③逃れ将棋解答

1,②▲88角

正解は▲88角で、以下△同馬▲同歩△98歩▲89玉となり、△67角に▲78香で不詰み。①▲88飛は△同馬▲同歩△98飛以下詰み。③▲88桂は△同馬▲同歩△98歩▲89玉に△77桂で詰み。④▲88香は△同馬▲同歩△97香▲89玉△98香成で詰み。

 

2,▲89桂

△97金の1手詰めをどう防ぐかだが、ここは▲89桂が冷静な対応。以下、△79角が気になるが、▲78金が後続手。△97金▲同桂△同銀成▲89玉で逃れている。正解以外で▲88同玉は△79角▲78玉に△68と~△88金、▲97銀も△89角~△78金で詰み。▲86銀の詰めろ逃れも△78金や△79角の追撃が厳しく、受けなしになる。

 

3,▲99飛

後手の狙いは△99金1発。▲99桂は△同桂成~△87桂で無効。▲99香も△79金の追撃が厳しく、▲67角とがんばっても△99桂成~△89金でダメ。

ここは▲99飛が究極のしのぎで、△79金は▲87歩。△99同桂成▲同玉に△87飛は▲77銀で大丈夫。△87飛でなく△79飛なら▲98銀△89馬▲同銀△78金▲98玉△89飛成に▲87玉で脱出できる。

結局後手の最善は△99同桂成▲同玉に△79金で、▲98銀△89金▲同銀△79飛▲98銀打△89馬▲同銀△78銀▲98銀打の千日手となり逃れ。

 

 

週刊はるん(5月第4週)

今週も詰将棋と逃れ将棋のみの更新です。ご了承ください。

 

目次

 ①詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲36竜まで

2,▲32金△同玉▲42飛成まで

3,▲12金△同香▲32金△11玉▲41飛成まで5手詰め

 

B問題

1,▲54銀左△46玉▲66竜まで

2,▲34飛△同角▲41角成△同飛▲26桂まで

3,▲57角△29玉▲49竜△28玉▲39竜△同と▲46角まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

~集計中~

 

②逃れ将棋

即詰み、必至、詰めろを掛けられないような応手を考えてください。全3問、難易度を★表記で表しました。正解以降の変化も読めればgood。わかったらコメントしていただいてもかまいません。詰将棋と同じように成績を公表するかもしれません。

 

1,★ 即詰みを逃れるには?

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①▲88飛

②▲88角

③▲88桂

④▲88香

 

2、★★ 詰めろが続かない受け切りは?

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3,★★★ 詰めろが続かない受け切りは?

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先週の逃れ将棋解答

 

1,①▲99玉

▲99玉に△79飛は▲89歩。△97飛も▲98角(▲98歩は△88桂成以下詰み)で不詰み。②▲79玉は△57馬以下詰み、③▲98玉は△97飛▲89玉△87飛成以下詰み、④▲89玉は△87飛以下詰み。

 

2,▲87桂△78銀▲85歩

初手は△95銀と△87銀打の2つの詰み筋を受けるため▲87桂。△78銀に▲88金などは△87銀引不成▲同金に△84桂で詰み。そこで▲85歩と突きだすのが受けの決め手。以下△87銀引成は詰めろにならず逃れ、△87銀引不成も▲86玉に後続手がなく逃れ。

 

3,▲19飛

詰み筋は△88銀成~△89竜。▲86歩には△88銀成▲同銀△89竜▲87玉△86歩▲同玉△85歩▲87玉に△88金以下詰み。

正解は▲19飛で、△88銀成~△89竜に▲同飛の狙い。対して△19同竜▲同馬△59飛は▲29飛と合わせ飛車の連続で逃れ。また、▲29同馬に△77金も▲同角△78飛▲88香△同銀成▲同銀△79角▲77銀打△88角成▲同銀△79銀▲33角△88銀成に▲同角成で詰めろが途切れる。

 

~お詫びと訂正~

 

先週の逃れ将棋第1問の図に、攻め方の持ち駒に飛車が配置されていないミスがありました。再発防止に努めてまいりますので今後とも宜しくお願い致します。

 

週刊はるん(5月第3週)

今週は詰将棋、逃れ将棋(2週限定)のみの更新となります。ご了承ください。

 

目次

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲43飛成まで

2,▲22竜△同玉▲23金まで、もしくは▲22竜△同金▲42金まで、もしくは▲22竜△41玉▲52金まで

3,▲34銀△14玉▲32馬△13玉▲23馬まで5手詰め

 

B問題

1,▲64銀△46玉▲55竜まで

2,▲56飛△同竜▲55銀△同竜▲56桂まで

3,▲21竜△23玉▲24金△同金▲32竜△34玉▲44銀成まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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②逃れ将棋

 

即詰みや必至、詰めろを掛けられないような応手を考えてください。全3問、難易度を★表記で表しました。わかったらコメントしていただいてもかまいません。詰将棋と同じように成績を公表するかもしれません。

 

1,★

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①▲99玉

②▲79玉

③▲98玉

④▲89玉

 

2,★★(3手)

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3,★★★

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週刊はるん(5月第2週)

目次

 ①対局振りかえり

5/1 vs3段●、vs3段○、vs3段○ 勝ちの2つはどちらも逆転勝ち。1局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲38金△99角成▲37桂△89馬▲25歩△同歩▲24歩△24同玉▲26歩△同歩▲同銀△33玉▲45桂△42玉▲24角△31玉▲23歩△同銀▲25銀△22香(第2図)

 

玉頭戦優先

 

四間飛車天守閣美濃の中盤戦。後手が8筋を突き捨てて△88角と打ち込んだ局面。ここで自然に▲38金と銀冠を完成させたが、これが疑問だったのが運が悪かった。後手に桂香を取り切られ、玉頭戦を仕掛けても普通に受けきられてしまった。▲38金では先に▲25歩を入れるのがよかった。

①△同歩は、▲24歩△33玉(△同玉は▲22角)▲66角△44歩▲45歩と攻めて、互角ながら攻める展開になる。

②△99角成には▲24歩△22玉▲66角△44歩▲45歩のようにコビン攻めをする。

ただ、こうやって最善を尽くしても互角以上にはならないため、第1図よりも前の仕掛けのあたりが重要だったと思う。

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第2図

<反省>・攻めの切れにくい玉頭戦をするにはどうすればよいか考える。

 

5/2 vs3段●、vs3段●、vs4段● 3連敗は萎える。

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第3図

第3図からの指し手:△83同玉▲21馬△同飛成▲65角△74歩▲21角成△86歩▲同歩△56香▲68金寄△75桂▲76銀△73桂▲85歩(第4図)

 

間違えてはいけない2択

 

後手四間飛車対急戦の中終盤。▲83香成と後手陣を乱しに来たところ。ここは後手の必勝形で△57歩~△56桂が回れば楽に勝てる将棋だった。しかし、▲83香成に△同玉と取って形勢逆転。▲21馬~▲65角の王手竜取りをうっかり。以下あがくも、丁寧に受けられ撃沈。

ここは当然△83同銀の1手だった。▲31飛が怖かったので△83同玉を選んだのだが、▲31飛には△87角成と先手陣を乱す手の価値が高く、▲同玉に△51歩とでもしておけば次の△75桂や△84香がシンプルに厳しかった。

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第4図

<反省>・大技を掛けられる順は回避できるように。

 

5/3 vs2段●、vs2段○、vs2段● 2局目は1手も指さずに時間切れなのでだいぶ調子が悪い。3局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△74角▲75桂△52玉▲62角成△同玉▲32飛△52香▲63歩△同角▲同桂成△同玉▲96角(第6図)

 

勘違い

 

振り飛車の終盤戦。金無双に対して▲64歩~▲63歩の手筋を食らい▲51角と突っかけたのが第5図。▲51角ではなくて▲96角なら必敗形であり、その記憶が悪い方向へ傾く。▲51角に時間に追われ△74角。この男、先手の駒台に角がないのにあると勘違いしていたのだ。角は直前に打ちましたよ…以下攻めを受け続け、時間差で▲96角を食らうといういいところなしで終わってしまった。

△74角では△52金打とすれば簡単に寄ることはなかった。▲62角成△同金▲75桂△74玉▲76銀と鬼攻めをしてくるが、△55角▲46歩に△89飛成(A図)としておけば大丈夫。怖いようだが、▲67銀には△46角▲37銀打△57角成で、▲32飛には△77角成で上部脱出が見える。

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A図

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第6図

<反省>・相手の持ち駒はしっかり確認。

 

5/4 vs2段○、vs14級○、vs2段● 2勝1敗じゃ達成率ほとんど上がりません…3局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲94歩△同歩▲93歩△同香▲92歩△同玉▲71銀△82香▲32飛△51金打▲11飛成△42歩(第8図)

 

明快な勝ちを見つけられず

 

振り飛車の中終盤。相手の無理攻めを咎め、第7図は先手が勝勢に近い。この美濃囲いをどう崩すか。本譜▲94歩と端から行ったが若干遠回り。端に2歩垂らして△92同玉に▲71銀が狙いだったが、△82香と埋められてわからなくなる。横から2枚飛車で攻めるも、△51金打~△42歩と徹底的に受けられ、後手玉が見えなくなった。以下は飛車を切って攻めるもその飛車を軸に反撃を食らう。最後1瞬こちらにもチャンスはあったが見つけられず。寄せ切られてしまった。

戻って▲94歩では▲84歩とこちらから行けば明快。△同歩なら▲83歩が厳しい。▲84歩には△51金引とがんばるくらいだが、▲32竜の長期戦コースでも▲62歩や▲83歩成の最短ルートでも先手がいい。▲32竜に△42金打で横からの攻めがなくなっても、8筋にアヤがあるのでそこから行けばいい。

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第8図

<反省>・端で恰好つけるより基本的な美濃崩しを。

 

5/5 vs3段●、vs23級○、vs3段● 何しても勝てない期。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△86桂▲77金△88角▲86桂△99角成▲75金△61香▲54桂(第10図)

 

遠い反撃

 

後手角交換四間飛車の終盤戦。序盤からミスを重ね、非勢になるも、相手のミスもありいい勝負に。第9図は▲76歩と桂と取ったところ。本譜△86桂と金を狙ったが、▲77金~▲86金~▲75金と前進され、▲54桂が厳しく勝負あり。後手は△99の馬が全く働いていない。

第9図では何はともあれ△21飛で受け切りを目指すべきだった。▲42角成△同金と進むと、角を消された先手はこれといった攻めがない。先手からの攻めがなければ、後手もゆっくり△99と、や△76歩のようにして中盤戦に戻る展開になっただろう。

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第10図

<反省>自玉の安全度を高めるのが10秒将棋のコツ。

 

5/7 vs2段○(3分)、vs2段○、vs5段○ 3分の達成率60%に戻すことに成功。3局目を取り上げる。

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第11図

第11図からの指し手:▲64歩△同金▲37角△55歩▲45銀左△同銀直▲同銀△同銀▲24歩△同歩▲68金△79銀(第12図)

 

被害を最小限に抑える方法

 

雁木対右玉の中盤戦。いま△66歩と、56の銀の退路を断ったところだ。それに対し▲64歩と突きだしたが疑問手。△同金と歩を持たれ、▲37角に△55歩で銀損が確定してしまった。以下△79銀の割打ちが決まっては必敗形である。

▲64歩では▲68金と我慢する手があった。△55歩と打たれる1歩を渡さないようにするのが肝要で、

①△65桂には▲67歩と打つ。△同歩成は▲同銀で生還するので△55歩だが、▲65銀△同銀▲66歩(B図)と進み、銀桂交換の駒損ながら、ただの銀損で終わった本譜よりはるかにましだった。

②△65銀には▲77金として、△56銀▲同歩△同飛に▲37角(C図)で次の▲55銀~▲57歩を狙う感じだ。

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左:B図、右、C図

<反省>・単なる損で終わらせない方法が見えるかどうか。

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲32金まで

2,▲13角成△同桂▲21飛まで、もしくは▲13角成△同玉▲12飛まで

3,▲13銀△同玉▲11飛成△12合▲31角成まで5手詰め

 

B問題

1,▲43飛成△同銀(△同玉)▲12角成まで

2,▲22角△同玉▲13桂不成△同玉▲23飛成(▲23角成)まで、もしくは▲22角△同玉▲13桂不成△31玉(△32玉)▲21飛成まで

3,▲25歩△同桂▲22飛△34玉▲35歩△33玉▲42竜まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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~お知らせ~

・5月第3週、第4週はテスト期間に入るため、詰将棋(+α?)のみの更新となります。

・5月第5週の更新で、詰将棋の合計ptの中間発表をしたいと思います。