はるんのルンルン戦じゃん記

休刊中(〜2023.3)

週刊はるん(7月第4週)

目次

 ①対局振りかえり

7/17 vs2段○、vs3段○、vs3段△(千日手)、vs初段○ 引き分けは再対局できるシステム良き。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲65歩△14角▲45飛△44歩▲46飛△24角▲68銀△43金▲16歩△46角▲同歩△69角成▲45歩△49飛(第2図)

 

好着想の角

 

対嬉野風中飛車穴熊の中盤戦。角銀交換の駒損となったが、意外にも形勢の均衡は取れていたようだった。が、▲65歩は危険を察知できていない手。△14角が好着想で、2枚の角を自由に使わせる展開となり、形勢を一気に悪くした。

第1図では△14角がなければ案外後手からも動きにくい。ということで冷静に▲28飛が相場だったか。以下△33角▲96歩△94歩▲86歩△72金▲36歩△54歩(A図)などと駒組みに戻って、双方の持ち駒角、銀をどれだけ生かして戦えるか、の勝負になりそうだ。

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左:A図、右:第2図

<反省>・浮いた大駒を狙われないように注意。

 

7/18 vs3段●、vs3段●、vs2段○ 3段勢が強かった。2局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:▲56銀△96歩▲65歩△同歩▲66歩△同歩▲同銀△65歩▲同銀右△同桂▲同銀△同銀▲同角△同角▲同飛△64歩▲69飛△55角▲66桂△65銀(第4図)

 

細い攻めをつなぐには

 

角換わりの中盤戦。右玉相手に駒を抑え込み、割といい戦いをしていると思ったが形勢は互角。第3図は△63玉と力強く受けてきたところだ。本譜は▲56銀と65を争点にしようとしたが、65は後手も利きが集中しているので効果的な攻めにはならなかった。65で大さばきになったが、その後△55角~△65銀と攻防に打たれてみると、後手陣に強大な厚みができて、勝ちづらい将棋に。

図では▲76歩という手があった。①△同歩▲同銀右△75歩にばっさり▲74角と切る。△同玉に▲75銀で攻めがつながった。以下△63玉▲74銀打△62玉▲54飛△同歩▲53歩(B図)となれば勝利目前。

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B図

②△65歩は▲75歩△同銀▲65歩と少しずつポイントを積み重ねる。以下△96歩▲66銀左△同銀▲同銀△46銀▲64歩△72玉(△52玉は▲74角)▲83銀(C図)で先手勝勢。とにかくゴリゴリ行くのが大切だ。

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左:C図、右:第4図

<反省>・急所の見えない玉でも手はあるもの。

 

7/19 vs初段○、vs3段○、vs2段○ 普段月曜日は書かないが、3段戦の終盤が面白かったので書いてみる。2局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△84歩▲同玉△93角▲85玉△84歩▲94玉△82角▲83玉(第6図、投了図)

 

綱渡り

 

居飛車穴熊四間飛車の終盤戦。ずっと悪かったが、局面を複雑化させて粘っている。△74桂に▲85玉と上がったところだ。後手はここで△84歩。▲同玉に△93角がすれすれの手だ。▲83玉は△82歩▲94玉△75角でまずい。が、▲85玉として△84歩を打たせればもう△75角はない。最後は双方の玉が接近して終局に。

図では△72角が気付かない手で均衡を保っていたようである。以下▲83桂成△同角▲84銀に△82歩(D図)・・・ お互い怖い形だが、先手が攻めを続けるには銀を渡す必要があるため、最善を指し続けられる自信はなかった。

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左:D図、右:第6図、投了図

 

7/20 vs3段○、vs3段●、vs3段○ 序中盤が課題と感じた1日。2局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲75飛△74歩▲同飛△73銀▲75飛△74歩▲65飛△64銀(第8図)

 

1歩損くらいなら

 

相掛かりの中盤戦。△33桂と飛車に働きかけ、不安定な後手飛車を助けようとしてきた。ここで相手の注文に応じず▲75飛と5段目で頑張ったが、△74歩~△73銀と手順に飛車を取られるようではまずい。先手陣は飛車に弱い陣形である。

ここは素直に▲28飛と引くべきで、△85飛と歩得しながら飛車が生還されるが、先手は手得を主張する。以下①▲44角△同歩▲88銀△45歩▲86歩△同飛▲45桂△同桂▲同銀△55角(E図)に、a▲77角か、b▲44桂か。飛車を取られる変化を避けるなら②▲77桂△84飛▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲34飛(F図)と細かく動く変化もある。いずれも先手容易ではないが、難しい戦いだろう。

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左:E図、右:F図

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第8図

<反省>・簡単に飛車を取られる変化ではいけない

 

7/21 vs1級○、vs2段○、vs21級○ 夏休み突入。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:▲95銀△同香▲同香△93歩▲99香△81桂▲66桂△63銀引▲74歩△65桂▲85歩△86銀▲93香成△同桂▲94歩△85桂(第10図)

 

見逃してもらった変化

 

vs角交換振り飛車の中盤戦。玉頭方面で戦いを起こし、後手が△83歩と受けてきた局面だ。本譜▲95銀と交換を求めたが、危険な手だった。交換後に△96角(G図)と打たれると合駒が悪く、△75桂と足されて勝てない展開だ。しかし本譜は△93歩と打ってきたので▲99香でごまかせた。しかし、進んで▲85歩(次に▲75角を見せた)も危険。すかさず△86銀と打たれ、第10図まで進むと77から殺到されそうだ。

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G図

▲95銀では▲75歩を利かし、△63銀引に▲95銀とすれば△75桂がなくなるため難しかった。先手からは▲74桂の楽しみも残る。

さらに進んで▲85歩では▲92歩と垂らしておくか、▲93香成△71玉(△同桂は▲94歩)▲73歩成△同銀▲83成香(H図)と進めた方がよかったと思う。攻め合いの形になるが、先手玉もまだ大丈夫なので十分に戦えた。

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左:H図、右:第10図

 

7/22 vs2段●、vs3段○(接続)、vs2段○(時間) 結果を見ればわかるが、再び不調期の気配。1局目を取り上げる。

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第11図

第11図からの指し手:▲88飛△76歩▲同銀△42玉▲77桂△72飛▲75歩△54角▲65角△同角▲同銀△75飛▲66角△71飛▲85桂△84歩▲86歩△85歩▲同歩△77角(第12図)

 

強く戦う代案

 

角換わりの序盤戦。先手の早繰り銀に対して、△75歩とちょっかいを掛けてきたところ。本譜は▲88飛と回った。受け将棋、振り飛車党なら指したくなる手だ。これは悪い手ではないのだが、この後後手にのびのび指されて受け一方に。△77角ではすでに先手敗勢。ここまでひどい将棋は久々だった…

ここは▲75同歩と取る手もある。△65角に▲56角と打つ。△87角成▲78金△54馬(△同馬▲同飛△86歩▲83歩もある)▲83歩△72飛▲74歩△64馬(I図)が一例の進行。後手の馬が威張っているが、△74馬には▲82歩成の切り返しがあるため、意外と難しい。ただ、馬を作らせるのは自分にとって嫌なので、それなら最初から▲78金と上がっておくのがよかった。

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左:I図、右:第12図

<反省>・乱戦は嫌いなので初めから穏やかに行こう

 

7/23 vs3段●、vs初段○、vs初段○ 相手のミスを咎める人になってる。1局目を取り上げる。

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第13図

第13図からの指し手:▲75角△42銀引▲53金△74香▲64角△63歩▲42金△同金右▲97角△95歩▲75歩△96歩▲74歩△97歩成(第14図)

 

時間がないと手が見えない

 

角換わりの終盤戦。苦しかったが何とか逆転して、▲54歩に△52金と引いたところだ。本譜は▲75角としたがこれが敗着。△42銀の金銀4枚で抵抗されると後手玉が遠く、△74香を打たれると▲75角の罪がよくわかる。

図では▲64歩のと金作りがあった。△62歩で受かるが、△66歩がなくなったのが大きい。▲51飛成△52金▲81竜と進めて、後手の反撃手段である△65香に▲63歩成とする。△同歩は▲66歩なので勢い△67香成とするが、▲41竜(J図)以下詰むので先手勝ち。△52金ではなく△65香や△42銀引など、変化はいろいろあるが、おおむね先手がいいという結論に落ち着いた。

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左:J図、右:第14図

<反省>・相手の攻めが細いとみればこちらはゆっくり手厚く



 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲23飛成まで

2,▲11金△同玉▲22金まで

3,▲22金△同玉▲13馬△11玉▲22馬(▲22飛成)まで5手詰め

 

B問題

1,▲16銀△同と▲25竜まで

2,▲23桂不成△同玉▲12角△同香▲25竜まで

3,▲13飛△同桂▲21銀打△22玉▲31銀不成△同玉▲32金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

解答者なし

週刊はるん(7月第3週)

目次

 ①対局振りかえり

7/10 vs初段○、vs3段○、vs初段● 不調の原因は単純に読んでいないだけなのかもしれない。3局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲46歩△64歩▲53歩△同玉▲45歩△73歩▲46角△54銀(第2図)

 

十字飛車

 

雁木対矢倉の中盤戦。先手が先攻したが、後手の角を抑えるために銀を投入してその銀が不安定な状態だ。本譜は▲46歩と再度戦いを起こそうとしたが、△64歩~△73歩で普通に銀がとられてしまった格好だ。▲46角とするも、△54銀が手厚い好手で後手優勢に。

第1図では冷静に▲79玉と寄る手があった。△73歩▲65銀△64歩にはそこで▲24歩を利かす。△同歩に▲64銀△同角▲24飛の十字飛車が決まる。よって△73歩では△36歩と垂らすくらいだが、▲26飛で穏やかな展開になる。

また、▲79玉ではなく▲34歩も有力だ。以下△73歩▲65銀△64歩▲24歩△同歩▲同角△同角▲同飛△23歩に▲53歩と叩く。△同金▲54歩△43金寄に▲33歩成(A図)を決める。

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A図

①△33同桂は▲71角~▲53歩成~▲同角成~▲54飛で飛車生還ルート、②△24歩は▲43と△同玉▲71角△92飛▲44金△42玉▲53歩成△31玉▲43と(B図)のごり押しルートでこの攻めを受けきるのは難しいのではないかと思う。

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左:B図、右:第2図

<反省>・駒損の代償がある形に持っていく。

 

7/11 vs初段○、vs3段●、vs初段○ 達成率低迷。2局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:△61玉▲81角△71飛▲82角成△同飛▲83歩△65桂▲82歩成△52飛▲91と(第4図)

 

自滅

 

横歩取りの中盤戦。序盤で後手に記憶違いが生じ、持ち歩の差で第3図は先手が少し良い。まだ頑張れる局面だが、ここから自滅する。△41玉。中住まいを放棄した手だが、すかさず▲81角と打たれると、すでに受けが難しくなっている。△71飛に角金交換後の▲83歩がシンプルに厳しすぎる。△52玉型なら▲81角には△71金で問題ないのだが…

先手の堅さに堅さで対抗しようとしたのが悪く、後手はバランスを維持して対抗するべきだった。第3図では△83歩や△44角▲46歩△54歩などで1局。△54歩の後は1歩交換して9筋を攻めるプランが有力。先手の89飛が消えれば飛車の打ち込みが発生するので相手に神経と時間を使わせられる。

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第4図

<反省>・1瞬のスキを狙われて敗勢になることに注意。

 

7/12 vs22級●、vs2段○、vs初段○ 恐怖の級位者許さない定期。1局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△74同金▲72角△76角成▲81角成△69銀▲77金△87歩▲同金△78金▲97玉△87馬▲同玉△88金打▲97玉△68金▲54馬(第6図、投了図)

 

1手ばったり

 

角換わりの中盤戦。△49角に構わず▲74歩と打ってきたところだ。実戦は△同金と取ったが、▲72角をうっかり。△76角成で軌道修正できるはずもなく、明らかに攻めが足りなかった。

第5図ではとりあえず△63金だろう。▲72角は△71飛で、▲75桂などは△76角成で問題ない。ということで先手は一回▲67銀と受けておくが後手も△72歩と打っておく。気は進まないが、これで案外後手陣に手がつかないのだ。以下▲75桂△64金▲36角(C図)と設置しておいてどうか。これはまだまだこれからの将棋というよりないだろう。

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左:C図、右:第6図、投了図

<反省>・たたきには秒で取らない

 

7/13 vs2段○、vs3段●、vs2段○ 今日は研究パートにします。2局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:△84飛▲75角△74飛▲48角△52金右▲78金△42玉▲38銀△32玉▲69玉△44歩▲56飛△45歩▲86歩△54歩▲85歩△55歩▲86飛△83歩▲84歩△同歩▲82歩(第8図)

 

対端角中飛車の研究

 

対端角中飛車の序盤戦。第7図は個人的にはやられて嫌な作戦の一つだ。本譜は△84飛と5筋を守ったが、▲75角で飛車の可動域が狭くなったのが不満。以下駒組みで▲56飛から8筋を狙う構想がうまく、作戦負けに。▲82歩を打たれたところで戦意喪失。

端角中飛車には歩交換を無理やり受けるのではなく、△42銀と備えておくのがいい。以下▲54歩△52金右(△54同歩は▲同飛△52金右▲34飛)▲53歩成△同銀左▲54歩△64銀▲同角△同歩▲53銀の強襲は△63金▲64銀成△同金▲53歩成△52歩で受け切り。なのでどこかで穏やかに▲68銀と駒組みをするが、後手は△52金右~△33銀~△44銀の形を作っておいて攻めを受け止められると思う。相手は▲97角と形を決めているので、△95歩の端攻めも視野に入る。

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第8図

<反省>端角中飛車には玉の移動よりも金銀の厚みを優先するべき

 

7/16 vs2段○、vs初段○、vs1級● 1級の方は恐怖の級位者です(震)。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:▲66歩△73桂▲69飛△66歩▲同飛△64歩▲69飛△65桂▲66銀△86歩▲同歩△同飛▲87歩△82飛▲65銀△同歩▲64歩△66角▲77桂△48角成▲63歩成△47馬(第10図)

 

反撃を食らう

 

角換わりの序盤戦。早繰り銀の形にしたが仕掛けが成功しないと思い断念。先手は5筋、後手は6筋に位を取ったところだ。本譜は▲66歩といきなりいったが、△73桂が間に合い、後手よしに。以下進んで△66角に▲77桂がさらに形勢を悪化させる1手になった。金を取り合った後の△47馬が痛いのだ。

第9図では▲57銀と位を生かしたかった。△73桂なら▲56銀~▲46歩で▲45歩の争点を作れる。また、△54歩と反発したらそこで▲66歩。以下△73桂▲69飛△66歩▲同銀右(D図)とすれば、先手も堅さで対抗できる展開だ。

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D図

進んで△66角には▲同飛とするしかなかった。以下△同歩▲63歩成△67銀▲79金打(E図)と千日手含みで頑張る。後手からは78で交換し続けて▲78同銀の時に△68飛などが入りそうで押し切られそうだが、こちらの方が粘る余地があった。

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左:E図、右:第10図

<反省>・遊び駒を利用した構想力を身に付ける

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲53飛成まで

2,▲14歩△同馬▲22銀不成まで

3,▲33飛成△同馬▲31馬△12玉▲13香△同桂▲21銀まで7手詰め

 

B問題

1,▲56竜△同桂▲54馬まで、もしくは▲56竜△同と▲25飛まで

2,▲25馬△同香▲37歩△27玉▲44飛まで

3,▲17馬△同玉▲28銀△同桂成▲26銀△同桂▲15飛まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

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週刊はるん(7月第2週)

今週から対局振りかえりを再開します。

 

目次

 ①対局振りかえり

7/3 vs2段○、vs11級○、vs2段○ 3局中2局が時間切れ勝ちと、内容はあまりよくない。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲33馬△同桂▲23飛成△37銀成▲同桂△84桂▲67銀△85歩▲77銀△97歩成▲同香△96歩▲75歩△97歩成▲79玉△87と(第2図)

 

味の良い活用

 

角換わりの対右玉戦の中盤戦。後手が△96歩と垂らした局面だが、ここが先手に針が最も触れた瞬間だった。本譜は▲33馬と突進したが、やりすぎで、▲23飛成の瞬間△37銀成~△84桂で先に先手玉に火がついてしまった。

第1図で▲96同香と取ると△37銀成~△84桂が狙いになる。ということで先に▲45桂と逃げてから△32金に▲96香と面倒を見るのが優位をキープする指し方。▲45桂で活用できているのも見逃せない。▲96香に△44角ならば▲同角△同歩▲94歩や、▲84香(△同飛には▲21馬)といった手があり、手に困らなかった。

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第2図

<反省>・優勢な時には手堅く自陣の憂いを消す

 

7/4 vs3段○、vs3段●、vs2段○ vs3段がちょうどいい。2局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:▲68玉△57馬▲59玉△48と▲同飛△同馬▲同玉△49飛▲38玉△69飛成(第4図)

 

王手の対応

 

先手が右四間飛車を匂わせたのに対し、後手が対右四間飛車有力陣形で迎え撃った。第3図はその終盤戦。△76歩の王手にどう対応するか。実戦は▲68玉と逃げたが、下段に落とされ△48とがうまい。清算して△49飛で駒を補充され、1手1手の寄りに。

△76歩には金から離れるようでも▲87玉が正解。対して後手は△86歩▲同玉△85金(▲同玉は△77歩成以下詰み)▲87玉△77歩成▲同玉の追撃が有力で、以下①△76角成、②△76金に分かれる。

①△76角成は▲88玉△66馬左▲89玉(A図)で、歩を使うと▲23飛成や▲61飛の時に合い駒がないので先手玉にこれ以上迫れない。

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A図

②△76金は本譜と同様に▲68玉△57馬▲59玉△48と▲同飛△同馬▲同玉△49飛▲38玉△69飛成(B図)と進むが、本譜と違うのは歩の枚数。▲61飛に対する△41歩がなく、△31金と使わせられる。角竜だけでは先手は迫られないので▲43歩成で先手勝ちだった。

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左:B図、右:第4図

<反省>・攻めに制約を与える王手の回避を。

 

7/5 vs3段○、vs3段●、vs3段○ 3段相手にもようやく戦えるように。2局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:▲28桂△11馬▲33金△36歩▲34金△同玉▲46銀△43玉▲36桂△32玉▲44歩△39飛(第6図)

 

シンプルに決めればいいのに

 

四間飛車対有力陣形の終盤戦。右四間飛車らしく強引に攻めて第5図は先手勝勢。どう決めるか。実戦は入玉阻止の▲28桂だが、△11馬と竜を取られる手が見えておらず、勝利が手からこぼれた。竜を失った先手は急に後手玉を追う手段がなく、大駒3枚に囲まれた先手玉はこの後すぐに寄せられた。

第5図は▲14竜さえ指せていれば先手勝ちだった。△36玉▲47銀△45玉(△27玉は▲39桂△37玉▲49桂まで)▲46歩△同馬▲同銀△同玉▲34竜(C図)となれば誰が見ても先手勝ちになっただろう。入玉を恐れる必要はなく、29歩、19香などがいるおかげで入れない。

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左:C図、右:第6図

<反省>・大駒の利きに注意。

 

7/8 vs2段○、vs3段●、vs3段● 急に来た不調。2局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:△93角▲64桂△41玉▲81飛成△51銀打▲63角成(第8図、投了図)

 

一瞬来たチャンス、掴めず

 

相掛かりの終盤戦。先手にうまく指され、KO寸前だったが、△77金に▲86玉が危険で後手にチャンスがあった。しかし本譜は△93角。これは▲64桂で頓死でひどい。

図では▲64桂がなければ意外と後手陣は持っているので、△73銀が有力だった。対して

①▲81飛成と逃げると、△74桂!▲同歩△64角▲75桂△76金▲97玉△75角以下詰み。

②▲85飛成は△68角(△76金以下の詰めろ)▲81竜△67金▲85玉△84歩▲同竜△同金▲同玉△82飛▲73玉△83金▲65玉に△73金(D図)と自玉を安全にしながら追いつめて後手よし。以下▲67銀には△87飛成の要領だ。

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D図


③▲54飛が最強の応手だが、△53角(△53銀は▲同飛成~▲65桂)▲同飛成△同銀▲63角△42玉▲81飛成に△34歩(E図)と逃げ道を空けておいてどうか。いずれも後手が簡単に負ける変化ではなかった。

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左:E図、右:第8図、投了図

<反省>・負けと思っていても攻防手で相手を楽にさせない指し方を。

 

7/9 vs2段●、vs3段●、vs2段● 完全不調期。2局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し:▲87金△74飛▲同飛△同歩▲65桂△88角▲88金△75飛▲53桂成△同玉▲86角△62玉▲75角△同歩▲45桂△56歩(第10図)

 

△72金なら通るが…

 

横歩取りの序盤戦。△82歩は将来の飛車交換に備えた手で実戦的。この手が先手の間違いを誘うことになる。実戦は△82歩に▲87金。それで飛車交換から▲65桂と活用したが△75飛がある。▲53桂成~▲86角の間接王手飛車は決めたが、飛車と角桂の交換でこれは△82歩が光っている展開だ。▲45桂に△56歩が厳しく、以下先手の無理攻めを咎め、反撃を食らった。

実は△82歩ではなく、△72金が予定で、それなら▲87金以下▲65桂まで進めて先手よしの結論だった。これは▲82歩と歩を入れられるのが最大の違いだ。これがないため、△82歩には▲45桂とこちらから行くのが正しい。△44歩には▲65桂(△45歩は▲22角成)とゴリゴリ攻めて先手の調子がいい。これは覚えておきたい手だ。なので▲45桂には△62銀と整備して、以下▲24歩△72金▲35飛(F図)で次に▲25飛~▲23歩成を見せてどうか。左辺は、少し変わった手だが、▲89歩~▲65桂と活用する筋もあるので攻めは続きそうだ。

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左:F図、右:第10図

<反省>・細かい違いでの仕掛けの成否を見極める。

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲13角成まで

2,▲21金△同玉▲11竜まで

3,▲23角不成△11玉▲12歩△22玉▲32竜まで5手詰め

 

B問題

1,▲56銀△同馬▲64馬まで、もしくは▲56銀△同と▲35竜まで

2,▲23飛△同香▲34竜△同玉▲35金まで

3,▲13香△同金▲22角△12玉▲13角成△同玉▲23金まで、もしくは▲13香△同金▲22角△12玉▲13角成△同桂▲22金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

解答者なし

 

③中盤問題解答

 

1,▲84歩△同歩▲83歩△同銀▲82歩△同玉▲71銀

82の銀に働きかけるとしたらまず▲84歩は突いてみたい手。△同歩に▲83歩と叩きます。これを△同玉はもちろん▲81飛成ですから△83同銀と取ります。ここですぐに▲71銀も考えられますが、▲82歩△同玉を利かせて▲71銀がよりスマートでしょう。以下△92玉には▲62銀成で十分です。

なお▲83歩に△93銀は▲82銀△同銀▲同歩成△同玉▲71銀でこれは先手が1歩得した勘定になります。

 

2,▲97桂△25歩▲85桂

問題図から▲74歩△同歩▲同飛△73歩▲76飛の歩交換も大きな手ですが、ここではもっと機敏に動く手があります。▲97桂と跳ねるのが後手陣の急所を突く第1歩。対して△84歩と桂跳ねを防ぐなら▲74歩△同歩▲同飛と84の歩を狙って十分です。いつでも飛車先を切れるために9筋に桂を跳ねるのです。

△25歩と2筋交換を狙う手には▲85桂が継続手。以下△84歩には▲93桂成の軽手があり、△同香でも△同桂でも▲94歩で端が受かりません。

 

3,▲45歩△76歩▲66角△86飛▲88歩

問題図で▲64歩は△76歩で後手の攻めの方が速いです。以下▲63歩成は△77歩成で先手敗勢、▲66角は△64歩で先手の飛車先が重く勝ち目がありません。▲45歩とこちらに手を付けておけば、△76歩には以下手順に受けて▲88歩まで進むと後手に速い攻めがなく、▲44銀のすり込みが残る先手ペースです。

なお、問題図で▲75同歩は△76歩以下▲同様に進み▲88歩に△54歩と打たれて先手の銀の行き場所がありません。

 

週刊はるん(7月第1週)

今週も詰将棋と中盤問題のみの更新となります。ご了承ください。(来週からは対局振りかえりも再開します)

 

目次

 ①詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

f:id:senjanharun:20210617184215p:plain

 

先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲25飛まで

2,▲33角成△同玉▲45桂まで

3,▲22飛成△同玉▲23銀△33玉▲24馬まで5手詰め

 

B問題

1,▲54竜△同馬▲56金まで、もしくは▲54竜△46玉▲37金まで

2,▲28角△同馬▲36飛打△27玉▲47飛まで

3,▲24馬△同飛▲37角△26飛▲27桂△25玉▲35飛まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

~集計中~

 

 

②中盤問題

囲いを崩す手筋を中心に3問出題します。(全戦型対応!囲いの破り方より引用)また、ヒントや難易度を★表記で表しました。わかった方はコメントしていただいてもかまいません。あとで成績公表をするかもしれません。

 

1,金無双を1段飛車で攻略するには▲71銀の実現が1つのカギ。問題図では82の銀が守っていますが、この守備駒を無力化する手順は?(7手) ★

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2,まだ序盤のようですが、後手陣のスキをついてリードしてください。(3手) ★★

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3,受けと攻めのバランスが大事(5手) ★★

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先週の中盤問題解答

 

1,▲64歩△同歩▲65歩△同歩▲64歩

▲64歩が飛車角銀桂に活を入れる第一歩。放置すれば▲65銀で先手好調。

△64同歩には▲65歩が手筋の継ぎ歩。△同歩と取りますが、空いた空間に▲64歩で後手玉の近くにくさびを打つことができます。以下は▲65銀△同銀▲同桂から63の打ち込みや機を見ての▲63歩成~▲53桂成があり、攻めに困りません。

 

2,▲15歩△同歩▲12歩△同銀▲13歩△同銀▲12歩

歩を多く持った時は端攻めということで、まずは▲15歩△同歩▲12歩。対して△同香なら▲11銀△13玉▲21飛成。また、△12同玉は▲13銀△同玉▲11飛成で寄り筋。

△12同銀にも▲13歩と打ち、△同銀に▲12歩としつこくたたけば△同香には▲11銀△23玉▲21飛成、△12同玉には▲21銀△22玉▲32銀成△同玉▲11飛成でいずれも先手優勢。

 

3,▲45桂△44銀▲55歩△同歩▲54歩

問題図では▲75歩△同歩▲74歩の桂頭攻めも考えられますが、かまわず△76歩と突きだされると▲88角には△86飛、▲59角には△65桂▲同銀△99角成があり先手不利となります。

▲45桂と中央を目指すのが正着。△44銀に▲55歩△同歩と突き捨て▲54歩と垂らしておきます。次の▲53歩成が受かりません。

なお▲55歩に△同銀も▲同銀△同歩▲54歩で大同小異です。

 

成績

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週刊はるん(6月第4週)

今週は詰将棋、中盤問題のみの更新となります。ご了承ください。

 

目次

 ①詰将棋

f:id:senjanharun:20210206123920p:plain

 

A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

f:id:senjanharun:20210617184106p:plain

 

3,X手詰め

f:id:senjanharun:20210617184111p:plain

 

B問題

 

1,3手詰め

f:id:senjanharun:20210617184117p:plain

 

2,5手詰め

f:id:senjanharun:20210617184124p:plain

 

3,X手詰め

f:id:senjanharun:20210617184132p:plain

 

先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲25竜まで

2,▲13竜△同桂▲33歩成まで

3、▲32銀成△23金▲33竜△13玉▲22飛成まで5手詰め

 

B問題

1,▲44竜△同玉▲54金まで、もしくは▲44竜△同馬▲56金まで

2,▲12竜△同馬▲15銀△同玉▲25金まで、もしくは▲12竜△同馬▲15銀△23玉▲33金まで

3,▲26桂△同歩▲13角成△同銀▲15歩△同玉▲24桂まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

解答者なし

 

②中盤問題

 

囲いを崩す手筋を中心に3問出題します。(全戦型対応!囲いの破り方より引用)また、ヒントや難易度を★表記で表しました。わかった方はコメントしていただいてもかまいません。あとで成績公表をするかもしれません。

 

1,金無双の弱点を突いて一本取るには?(5手) ★

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2,銀打ちは切り札に取っておきましょう(7手) ★★★

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3,持ち歩を生かした攻めを考えたいですが、どこに目を付けますか?(5手) ★★

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週刊はるん(6月第3週)

目次

 ①対局振りかえり

6/12 vs2段○、vs2段○、vs2段○ 達成率が30%弱になったのでそろそろリハビリ期間は終了かな?3局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:△65歩▲55銀△63桂▲54銀△同歩▲35桂△34銀▲56角△45歩▲同歩△55歩▲67角△86歩▲同歩△47銀▲44歩△56歩▲43銀△51玉▲47金△38角▲56角△29角成▲34角(第2図)

 

優勢な時は手堅く

 

角換わりの中盤戦。先手を歩切れにできたため、後手が優勢だ。しかしここから間違える。△65歩と攻め合ったが、▲55銀が見た目以上に厳しい。△同銀▲同桂は厳しいと判断し△63桂としたが、銀交換後▲35桂があった。△34銀に狙いをつける▲56角が好手で、▲34角と詰めろで銀を取られては厳しい。

▲55銀を許すと厳しかったため、後手も△63桂と打てばよかった。歩得しているので、長期戦になれば生きてくる。以下は変化の一例だが、▲35桂△24銀▲75歩△同桂▲23桂成△同金▲76歩△87桂成▲同金△28歩(A図)となれば、先手の攻めを受け止めているといえそうだ。

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左:A図、右:第2図

<反省>・優勢な時は厳しそうに見える手はとりあえず消しておく

 

6/13 vs5段●、vs3段●、vs3段● 9連勝からの3連敗は萎え。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:△65桂▲68玉△56桂▲79玉△55銀▲同角△54玉▲28角△68金▲同金△同桂成▲同玉△46歩▲66桂△63玉▲53桂成(第4図)

 

不運

 

角換わり腰掛け銀の終盤戦。形勢は右玉(先手)がいい時間帯が続いたが、後手も反撃して難しくなった。第3図は△36角に▲57玉と逃げたところだ。ここで△65桂は自然な手だったがこれが疑問手だったのは運が悪かった。先手玉はわずかに詰まず、後手も△54玉~△46歩(詰めろ)で粘ったが、最後▲53桂成がうまく、詰み筋に入ってしまった。

第3図では△45銀が渾身の勝負手だった。次の△65桂が相当な迫力になるので、▲44銀成△52玉▲45成銀と抜きに来るが、△同角▲64銀△56金▲68玉△66歩(B図)。これはもう大変な勝負だろう。

また、変化▲64銀に代えて▲43銀(△同玉は▲44金~▲45金)も考えられるが、△51玉▲56銀△65桂打▲46玉△23角(C図)でこれも難しい。先手玉が入玉できるかどうかの勝負だろう。

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左:B図、右、C図

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第4図

<反省>・ひねった対応も時には必要

 

6/15 vs2段●、vs2段○、vs3段○ 県民の日は神。1局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△57桂▲同歩△58銀▲同玉△57歩成▲49玉△27角▲38銀打△48歩▲同銀△38角成▲同玉△35香▲37歩△27銀▲同玉△26銀▲同玉(第6図、投了図)

 

攻防の角で意外と寄らない

 

対嬉野流の終盤戦。△49飛に▲59金と打ったところだ。本譜は△57桂と詰ましに行ったが、△57歩成に▲49玉で不詰みがはっきりした。第5図の時点で先手玉に詰みは発生しておらず、詰ましに行くのは脳筋だった。

ここは△59同飛成▲同玉△26角(D図)でよかった。

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D図

もちろん見つけてはいたものの、詰ましたい欲と、飛車2枚渡すのが怖かったため断念した。しかし、△53角と戻すと案外後手玉が寄らず、そもそも△26角も受けづらい。例えば▲48銀には△同馬と切って少し長いが詰み筋に入る。▲37歩△同角成▲48飛が最善の順だと思うが、△同馬▲同玉(▲同銀は△38銀から詰み筋)△26角▲37角△36桂▲38玉△18飛・・・ソフトに検討させればこのような難解な順が並ぶが、とてもじゃないが自分が指せる自信はない。人間なら▲37歩に△53角と戻し、▲43銀成に△52銀と受けて形勢不明だろう。

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第6図

<反省>・自信がないなら詰ましに行かない

 

6/17 vs3段●、vs初段○、vs2段○ 見事に捲られた… 1局目を取り上げる。

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第7図

 第7図からの指し手:▲65歩△54歩▲46角△83玉▲85歩△同銀引▲64歩△86桂▲77銀引△98桂成▲同玉△97香▲同桂△同歩成▲同銀△同香成▲同玉△92飛▲88玉△97銀▲87玉△75桂(第8図、投了図)

 

一石二鳥な手

 

穴熊の終盤戦。▲55角の王手に△64歩と受けたところだ。形勢は先手がいいが、ここで▲65歩としたのがぬるかった。活用するのに▲64歩~63歩成の2手がかかり、その間にも後手も攻め合いに持ち込める。本譜は△86桂が入り、端から殺到され、ごり押しされた。

△86桂を許さなければ先手玉は堅い。ここは▲77銀が味の良い活用だ。△同銀成しかないが、▲同金とすれば、飛車筋が通り、△86桂もなく、嫌味だった玉頭の銀も消えた。先手には▲85歩や▲64角、▲64飛など指したい手が多いので手に困らない。

また、本譜の▲64歩でも△86桂を消す▲86金が勝り、△85銀引▲同金△同銀▲86歩で、とにかく△86桂を防ぐのがよかった。

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第8図

<反省>狙い筋が複数ある手が指せるように。

 

6/18 vs2段○、vs3段○、vs4段● 立ちはだかる4段の壁。3局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△65歩▲同歩△75歩▲同歩△39角▲38飛△75角成▲12歩△同玉▲24歩△同歩▲同銀△13歩▲同銀成△同桂▲14歩△25桂▲13歩成△21玉▲12歩△95歩▲11歩成△31玉▲76香(第10図)

 

危険な手抜き

 

相矢倉の中盤戦。先手が先攻し、▲15同銀と取ったところだ。実戦は△65歩~△75歩とした。部分的にはかなりある筋だが、この場合はさすがに時期尚早。15の銀に威張られると後手は戦いづらく、▲12歩が決まった。以下取った香を▲76香と打たれ、後に▲64角と馬を消され、完封負け。

第9図はさすがに△15同銀しかなかった。香2枚持たれても△12銀で簡単にはつぶれない。変化の一例は▲15同銀以下△同香▲同香△13歩▲19香△12銀▲13香成△同銀▲同香成△同玉▲18飛△22玉▲11銀△31玉▲12飛成と攻めさせるだけ攻めさせておいてから△86歩▲同歩△83香(E図)で反撃するイメージだ。

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左:E図、右:第10図

<反省>・反撃のタイミング

 


 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲54飛まで

2,▲43馬△同桂▲31金まで

3,▲22銀△32玉▲33飛△同銀▲21銀不成△31玉▲43桂まで7手詰め

 

B問題

1,▲15銀△同玉▲26金まで、もしくは▲15銀△35玉▲45金まで

2,▲24飛△同玉▲25金△同と▲33銀成まで

3,▲24桂△同馬▲42飛成△同馬▲13銀△23玉(△21玉)▲22角成まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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~お知らせ~

来週、再来週の6月第4週、7月第1週は詰将棋+αのみの更新となります。ご了承ください。

週刊はるん(6月第2週)

目次

 ①対局振りかえり

6/5 vs2段○、vs2段○、vs2段○ どれも途中は悪かった。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:△66銀不成▲65桂△77歩▲15桂△34玉▲23角△43玉▲32角打△52玉▲34角成△51玉▲43角成△42銀▲同馬△同玉▲43銀△51玉▲52銀打(第2図)

 

二転三転

 

角換わりの終盤戦。直前に後手が角を切り飛ばし寄せに行ったところだが、第1図からの△66銀不成はぬるかったか。▲65桂が好手で、△77歩にそこで先手に攻めのターンが回った。▲32角打ちに対する△52玉もまずく、▲34角成が王手になるのが大きい。さらに△42銀は負ければ敗着となる悪手だった。最後▲52銀打ではなく、▲24馬とすれば△33合には▲同馬~▲21飛成のルートで、△61玉には▲51馬の押し売りで詰んでいた。

一つずつ見ていく。まず、△66銀不成では△29とが勝った。飛車の横利きをずらして△77桂不成を実現させようということだ。▲38飛△37歩▲18飛△19と▲28飛△27香(A図)としつこく狙えばいい。後手玉は詰めろがかからないのが大きい。

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A図

次に△52玉では△42玉なら以下▲43銀△51玉で続かなかった。

最後△42銀では△52金打ちで61へのルートを残しておけば安全だった。

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第2図

<反省>・攻め駒が1瞬離れるのは終盤において致命傷。

 

6/6 vs19級○、vs2段○、vs3段● ようやく達成率が20%を超えた。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:▲63角成△79銀不成▲72馬△88銀不成▲同玉△72金▲32飛△71金打▲64歩△45角▲63銀△56角打▲79金△67歩成▲72銀成(第4図)

 

すぐの斬り合いは無理

 

穴熊の中盤戦。△68銀不成と角を取った局面。本譜は▲63角成から1直線に斬り合ったが、△72金まで進んでみると、銀損、玉の堅さ、66の垂れ歩のバッド要素がありこれは居飛車の失敗。△45角~△56角打の反撃がうまく、▲72銀成の局面で鮮やかに詰まされた。詰み少し長いので腕自慢の方は考えてみてほしい(答えは第4図の下に)。

▲63角成では▲68同飛しかなかったか。△67銀ならば、そこで▲63角成とすれば、同じように進んだとき▲82馬△同金▲79銀と後手玉を薄くできるので得。

ということで飛車を逃げるが、△64飛は①▲66飛△同飛▲同金で45の角を頼りにするか、②▲75銀△44飛▲72角成と攻める順があり、どちらもいい勝負。

また、△62飛は▲63歩△42角▲56角の長期戦ルート、△61飛には▲66飛として、①△65歩には▲46飛として次に▲72角成~▲42飛、②△66同飛には▲同金△39飛▲67金と辛抱する。とりあえず長い将棋にしておくべきだった。

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第4図

<反省>・▲63角成は28秒での着手。斬り合いの順はすぐ終盤になるのでもっと読みを入れるべき。

 

答え

 △77と▲同玉△67角成▲88玉△77銀▲99玉△89馬▲同金△同角成▲同玉△79金▲同玉△67桂▲89玉△79金▲99玉△88銀打▲同飛△同銀成▲同玉△78飛▲99玉△89金▲同玉△79飛成まで(実戦は△89金で投了)

 

6/8 vs1級●、vs9級○、vs4段● 1級に負けは調子狂ってますね…3局目を取り上げる。

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第5図

第3図からの指し手:△65桂▲77桂△57角▲58玉△59飛▲48玉△57香▲75角△64桂▲57角(第4図)

 

明快な順を逃す

 

相掛かりの終盤戦。先手が飛車と角金の2枚替えをしたところだが、序盤中盤の貯金が大きく、まだ後手がいい。ここで桂当たりなので△65桂と自然な手を指したがこれがつまずきの始まりだった。▲77桂と強く当てる順が見えておらず、△57角に▲58玉は先手陣に意外な耐久力がある。後手は飛車を打ち込み、第4図からも暴れたが及ばず。

△65桂自体はそれほど悪い手ではなかったが、57の地点に目が行き、▲77桂に対する△同桂成▲同金△65桂という最善の順が見えていなかった。△65桂では、△26桂とこちらから行くのがスマート。金を逃げると詰むので▲59玉の早逃げだが、普通に△38桂成でいい。あとは持ち駒の力でどうにでもなっていた。

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第6図

<反省>・基本に忠実に玉周りの金駒を攻める。

 

6/10 vs2段○、vs1級○、vs初段○ リハビリの日。3局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:▲29歩△47金▲28歩△46金▲61飛△89角▲78角△同角成▲同玉(第8図、投了図)

 

決めるべきところは決めよう

 

先手の地下鉄飛車構想に対して銀冠穴熊で対抗した将棋の終盤戦。相手が△48金と打ってきたが、少し重く、観客からすれば攻めれば勝てるという感じだろう。本譜は▲29歩の受け。当然の2枚替えになるが、飛車を1枚増やしたところで感はある。最後は時間切れ勝ちになり、投了図は先手がいいものの、詰まして勝ちにはならなかった。

第7図は当然▲73桂成と行くところだった。△同桂▲同成桂△同金▲同馬△82金に▲61飛から詰み。詰みが見えていなくても後手が攻める時間がないので本譜よりもっと楽に勝てたと思う。

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第8図

<反省>・これくらいの攻め合いは一瞬で見えるように(詰将棋で鍛えろ!)。

 

6/11 vs初段○、vs2段○、vs2段○ 達成率が下げ止まりなので格下が続くのは仕方がない。1局目を取り上げる。

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第9図

第8図からの指し手:△99角成▲77角△同馬▲同桂△78角▲43角△同銀▲同飛成△42香▲54竜△87角成▲56竜△77馬(第10図)

 

分かりやすく優位に立つには

 

3間飛車対左美濃の中盤戦。△66角に75の飛車を▲45飛としたところだが、▲45飛では▲77角なら香を取られず振り飛車十分だった。ただ、後手も香車は取れたものの、やはり▲77角があり馬を消されたのはつらい。△99角成では一回△44歩が好手。飛車を逃げるしかないが、そこで△99角成とすれば▲77角がない(王手にならない)。

本譜次いで△78角に▲43角は先手の勝負手だが、△45角成でよかった。▲61角成に△51金でも△79飛(△24香~△27香成のイメージ)でもよさそうだ。本譜は△同銀と応じたため、竜を作られ気持ち悪い展開に。ただ、そのあとの△87角成に▲56竜だったため(正着は▲74竜)、桂を取れてよくなった。

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第10図

<反省>・駒を取る前に一回立ち止まってよりいい手がないか考える。

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲23飛成まで

2,▲42角成△同銀右▲52銀打まで、もしくは▲42角成△同銀左▲32銀打まで

3,▲12金△同玉▲21香成△同玉▲12金まで、もしくは▲12金△同玉▲21香成△23金▲11金まで5手詰め

 

B問題

1,▲34竜△同玉▲35金まで

2,▲25銀△同飛▲34馬△同玉▲35銀打まで

3,▲42竜△21玉▲12角成△同香▲22歩△11玉▲31竜まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

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