はるんのルンルン戦じゃん記

休刊中(〜2023.3)

週刊はるん(4月第4週)


目次

 ①対局振りかえり

4/17 vs2段○、vs2段○、vs2段○ リハビリに2段はいい相手かもしれない。2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲78飛△42銀▲75歩△84飛▲59角△75歩▲同銀△81飛▲74銀△72歩▲63銀成△65桂▲72飛成(第2図)

 

仕掛けの組み合わせ

 

振り飛車ミレニアム対居飛車穴熊の序盤戦。▲78飛と揺さぶったが、危険な1手だった。▲78飛では▲75歩と動き、①△84飛には▲96歩が成立する。△同歩なら▲同香△同香に▲95角(A図)が一例。②△75同歩には▲同銀△76歩▲88角△86歩▲同歩△65桂▲同飛△64銀▲同銀△同歩▲同飛△86飛(B図)とさばき合って終盤勝負の展開。

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左:A図 右:B図

本譜の▲78飛には△64歩があり、▲同歩△同銀と進むと相手銀の存在が大きく、苦労する展開だったが、△42銀と固めたので、▲75歩から仕掛けてB図まで進み、竜を作って指しやすい展開となった。

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第2図

<反省>・飛車筋の移動には細心の注意を。

 

 4/18 vs初段○、vs初段○、vs4段○ 暗黒期を抜け出した感はあるかもしれない。3局目を取り上げる。

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第3図

第3図からの指し手:△44角▲同角△同歩▲同飛△43歩▲46飛△74歩(第4図)

 

陣形のスキ

 

相掛かりの中盤戦。▲74飛と歩を取ったところ。次の狙いは▲34飛である。それを怖がって△44角とぶつけたが、清算後▲同飛が▲41角の先手になり、△43歩を打たされるのはきつい。じっと引かれ、▲35歩と▲74歩の桂頭攻めが厳しく残った。

△44角では△86歩が先手陣のスキを突いた1手。▲同歩△同飛で十字飛車である。以下①▲55角(▲73角成の狙い)には△89飛成▲79金△83竜▲34飛△44角▲同角△同歩(C図)は竜が大きく、後手がいい。②▲67歩は手堅く有力で、△89飛成▲79金(▲79歩は△87歩)△83竜▲34飛△44角に▲同飛△同歩▲84歩△74竜▲56角(D図)で先手有利の変化。ただ、10秒将棋で▲67歩は飛成が見えていてただ受けるだけの手だけに相当指しづらいと思う。

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左:C図、右:D図

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第4図

<反省>・相手の陣形のスキを付けるように。

 

4/19 vs4段●、vs2段○、vs2段● 時間切れ負けに受けミスで一気に負けと散々だった。3局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:△62金寄▲82銀(第6図、投了図)

 

受けはあった

 

振り飛車の終盤戦。後手は先手の攻めを受けきり△58角成が回るか。本譜は時間に追われ△62金寄としたが、▲82銀で終戦

ここでは△62金と引いて受かる形だった。①▲72金は△同金で13の飛車が遠く利いていてすぐに寄らない形だ。▲48金と手を戻すくらいだが、△69飛と打って攻守交代になる。②▲73歩は飛車利きを止める手で、△同桂▲53銀△88飛(△58角成は▲62銀成で詰み)でどう転ぶかわからなかった。

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第6図、投了図

<反省>・10秒で受けを探すのは困難、そうなる前に数手前から読みを深く入れる。

 

4/20 vs3段●、vw初段○、vs4段● いつもの負け越し。1局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:△85銀▲52金△53歩▲61金△同銀▲53馬△62金▲54馬△25竜▲43角△53歩▲25角成△同歩▲64馬△45角▲74桂(第8図)

 

踏み込めなかった順

 

対抗形の急戦の終盤戦。後手のポカもありずっと先手有利の時間が続いたが、第7図は後手に最後のチャンスが回ってきた。▲86桂に対し、△85銀と受けたが、攻め駒不足で再び先手優勢に。ここからは防戦一方で第8図のコビン攻めが厳しすぎた。△85銀では△67銀成と踏み込むべきで、▲同金△69銀▲88玉△67竜に▲74桂打から後手玉が詰んでいるかが読み切れなかったので断念したが、結果的に▲74桂打には△92玉で詰まない。わかりやすくいくなら△67竜では△78飛▲97玉の交換を入れてから△67竜を入れれば74に飛車の利きを足せる。これを読めていれば△67銀成を踏み込めたかもしれない。

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第8図

<反省>・よくわからない局面でも踏み込める勇気を。

 

4/22 vs1級○、vs3段●、vs2段● 達成率を上げたい。2局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△45金▲33銀△57歩▲69玉△58歩成▲同銀△22桂▲34桂△31玉▲21飛(第10図、投了図)

 

一気に寄り形へ

 

横歩取りの終盤戦。形勢は先手がよかったが、盛り返して第9図。実践はここで△45金と出たが敗着となった。金が上ずったのですかさず▲33銀と打たれて、持ち駒が悪い後手はいきなり受けなしになってしまった。ここは△57歩と打つべきだった。①▲68玉には△76桂▲77玉△88桂成▲同玉△85桂▲22歩△32玉▲77歩(E図)で、②▲69玉には△37歩▲同角△26桂▲46桂△33金▲36飛△34桂▲26角△同飛成▲22銀△同玉▲34桂△同金▲26飛(F図)が変化の一例でいずれも互角。長期戦が予想された。

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左:E図、右:F図

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第10図、投了図

<反省>・持ち駒と自玉の危険度を冷静に判断する。

 

4/23 vs2段○、vs2段○、vs2段○ 格下には安定して勝てるようになってきた。2局目を取り上げる。

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第11図

第11図からの指し手:▲85金△82桂▲94歩△92玉▲82桂成△同玉▲74桂△71玉(第12図)

 

詰めろの掛け方

 

先手エルモの対抗形の終盤戦。玉形の差で先手優勢だが、どう勝ち切るか。本譜は▲85金と押さえつけたが疑問手。ここは▲94歩と叩き、△同玉に▲11成銀が詰めろになる。以下△84銀には▲82桂成、△74歩には▲91馬という要領で攻めれば十分だった。

▲85金には△84歩がしぶとい受けだったが、本譜は△82桂。▲94歩△92玉で追いつめているようでも▲82桂成が悪手だった。△同玉で安定させてしまい、▲74桂には今度△71玉が利いた。▲82桂成でも▲11成銀と駒を補充するべきで、後手玉を不安定なままにしておくべきだった。

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第12図

<反省>・金駒を使わずに詰めろを掛ける方法を優先して読めるようにする。

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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3,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲17飛まで

2,▲22角成△同飛▲13香まで

3,▲22金△13玉▲32銀不成△43角▲23銀成(▲23金)まで5手詰め

 

B問題

1,▲15角成△同歩▲33飛成まで

2,▲43香△51玉▲53角成△21竜▲42香成まで

3,▲51金△42玉▲23飛不成△31玉▲32歩△同玉▲33飛成まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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週刊はるん(4月第3週)

目次

①対局振りかえり

執筆時間の都合上、月曜と水曜の振り返りはなしです。ご了承ください。

 

4/10 vs1級○、vs3段●、vs1級○ 3段の壁は厚い… 2局目を取り上げる。

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第1図

第1図からの指し手:▲64同銀△同飛▲55銀△61飛▲77桂△73桂▲45歩△同桂▲同桂△同金(第2図)

 

柔らかく

 

先手中飛車の対抗形の中盤戦。後手が銀交換を申し込んだ局面。本譜シンプルに▲同銀と応じたが、△同飛に▲55銀と打たされるようではつらく、後手好調に。▲55銀では▲53歩成△同角に▲77角の方がよかったそうだが、せっかくの拠点を払い、△67銀などの攻め筋があるためやりにくい。▲64同銀では▲56銀と引くのが柔らかい手。以下△55歩▲67銀に△52飛と回るくらいだが、ゆっくり▲86歩がある。△54飛▲85歩に△45歩と動いてくるが、▲同歩△同桂▲同桂△同金▲46歩△56金▲同銀△同歩に▲45金(A図)などで手に乗ってさばいていける。本譜は55の銀を狙うことで後手の攻めが成立している。少し進み、第3図へ。

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左:A図、右:第2図

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第3図

第3図からの指し手:▲47歩△37銀成▲同金△66飛▲68歩△55角▲36歩△47桂成(第4図)

 

防戦一方より

 

△46銀と拠点を生かして攻めてきた局面。もう後手の攻めが切れる心配はない。本譜は▲47歩と受けたが、波状攻撃を受け、第4図でほぼ受けなしに。こういう局面は変に修復しようとすると悪化してしまう。ということで攻め合いの▲54角が勝った。相手に受けも考えさせる局面にしなければならない。△37銀成▲同金△59角と攻めてくれば後手有利だが、負けても1手差位にはなったと思う。

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第4図

<反省>・柔らかい手も時には必要・不利な状況でも少しでも攻め合いの形に持っていきたい

4/11 vs初段●、vs3段○、vs2段○ 3連勝は2週間ほどできていない今日この頃。1局目を取り上げる。

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第5図

第5図からの指し手:▲38金△57歩▲同角△同銀不成▲同玉△56歩▲同玉△65角▲57玉△56銀▲58玉△77歩成▲同金△87角成▲47金△77馬▲同桂△88飛成(第6図)

 

飛車は取らせてもいい

 

相掛かりの終盤戦。いま△47歩と打ってきたところ。形勢は先手がいいものの、玉が薄く、攻め込まれているので怖い。実践は▲38金と寄ったが、△57歩が迫力のある攻めに。清算して△65角~△56銀と設置され、歩成から飛車を成られては、完全に後手勝勢だ。△47歩には▲同金と強く取るべきで、△38銀が怖いが、▲56金と払っておけば問題なかった。飛車を取られても、上部に逃げだす形が強い。先手は▲23歩や▲64角、▲45桂など攻めにも困らない。

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第6図

<反省>・飛車を取られるよりも玉周りの歩の方が脅威。飛車を取られても攻めが細いことに気が付ければ。


4/13 vs3段●、vs20級●、vs初段● 久々の3連敗を喫して書く気が起きない…。1局目を取り上げる。

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第7図

第7図からの指し手:△54歩▲75歩△44飛▲74歩△同銀▲35歩△46歩▲同歩△63銀▲61角△52角▲72角成△同玉▲53金(第8図)

 

注意不足

 

金矢倉vs金美濃の対抗形の序盤戦。本譜は△54歩と待機したが、注意不足で、▲75歩をうっかりしていた。△同歩なら▲74歩△同銀▲52角がある。△44飛と浮いてその筋を緩和したが、▲35歩と2つ目の桂頭攻めをされた。玉を薄くされて▲53金と打たれた局面は、玉が薄く、勝ちにくい。

△54歩では△65歩と動くべきで、①▲同歩には△同桂▲66銀△64歩。次に△39角を狙って振り飛車も戦える。▲65銀△同歩と先に食いちぎっても△44角のラインが厳しい。②▲35歩は△44飛▲24歩(△同歩は▲同飛で▲34飛を狙う)△64角▲55角△同角▲同歩に△39角で先に玉を薄くしておいてどうか。いずれも攻勢は取れた。

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第8図

4/15 vs3段○、vs2段○、vs26級○ 14日から久々に10秒を始めたが、なんと6連勝。10秒の方が向いているかもしれない。まあ3段とは1回しか当たってないですが。1局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:▲61飛成△46桂▲同角△同銀▲同飛△55金▲76桂△75銀▲63銀△71金▲74角△93玉▲71竜(第10図、投了図)

 

10秒らしい戦い

 

振り飛車の終盤戦。▲81飛の王手に△82銀と受けたところだ。ここで▲21飛成は有力で、△58と▲76桂△92桂と進むが、△36銀などがあり、受ける展開になりそうだ。▲61飛成は評価値的には悪手だが、▲84歩を見せて焦らす作戦。▲61飛成に△58となら、▲35角(▲72竜の狙い)に△71金打で2枚飛車が当たりになるので悪かったが、△46桂。この順は清算して△55金に▲76桂から反撃して勝つことができた。

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第10図、投了図

4/16 vs初段○、vs2段●、vs初段○ まだまだリハビリは続く。2局目を取り上げる。

 

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第11図

第11図からの指し手:△67歩成▲42成桂△68と▲51成桂△69飛成▲62角△63玉▲52竜△72玉▲84角成(第12図、投了図)

 

防衛ライン

 

右玉vs向かい飛車の終盤戦。△89飛に▲69銀と受けた局面。本譜は1直線に△67歩成と攻め合ったものの、この手が敗着となった。正解は△31銀でこれで後手が優勢を保てていた。①▲42成桂は△22銀▲51成桂で先手の攻めが細いので、△67歩成で後手勝ち。②▲11竜は△67歩成▲42成桂△同銀で先手の攻めを遅らすことができるので△57とからボロボロ取って勝ち。とにかく竜を侵入させない考え方が必要だった。本譜は竜に侵入されたので、攻め合い負けして即詰みに討取られた。

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第12図、投了図

<反省>・確実に攻めが続く形なら、相手の攻めを遅らせる考えを意識する。

 

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲44銀成まで

2,▲23金△同玉▲21桂成まで

3,▲33飛△同銀▲34角成△22玉▲12馬まで5手詰め

 

B問題

1,▲35竜△同と▲15飛成まで、もしくは▲35竜△同馬▲23飛成(▲23馬)まで

2,▲29飛△同玉▲18飛△同玉▲29金まで

3,▲18香△同と▲16飛△同銀▲26角△27玉▲37金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

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週刊はるん(4月第2週)

目次

 ①対局振りかえり

今週から振り返りコーナーを一新します!現在の謎の不調を終わらせるために、1日1局分、ポイントを絞ってお届けいたします。

 

4/3 vs3段●、vs2段○、vs2段● 1局目を取り上げる。

 

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第1図

第1図からの指し手:△72同玉▲64銀打△78と▲73銀打△71玉▲74銀△同飛▲63銀不成(第2図)

 

受け間違い

 

振り飛車の中盤。後手が積極的に動き、第1図はすでに優勢だ。しかしここから間違える。△72同玉が疑問手で差が縮まってしまった。正解は△72同金。▲73銀△同桂▲同桂成△同金と突っ込んでくるが、▲85桂には△81桂▲同桂成△同桂(A図)で、▲85銀には△87角▲94銀△69角成(B図)で優勢を維持できていた。

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左:A図 右:B図

続く▲64銀打は▲73銀打ちが狙いである。ここはとにかく73に利きを足さなければいけなかった。例として、△62金上として、▲63銀成には清算して△63同金となると、歩切れなので手をつなげづらい。以下▲64銀には△同金、▲64金には△87角で受け流す感じだ。本譜は73に利かさなかったため、銀3枚でゴリゴリいかれ、逆転負けを喫した。

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C図

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第2図

<反省>・玉頭周りの戦いでは特に慎重に読みを入れる。

    ・歩頭銀などの勝負手にビビらない。

 

4/4 vs3段○、vs3段●、vs3段● 2局目を取り上げる

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第3図

第5図からの指し手:▲86銀△35歩▲47銀△76角▲48玉△66歩▲68歩(第4図)

 

弱気

 

相掛かりの中盤戦。△74歩と追い返しに来たところだが、▲86銀はさすがに弱気だったか。ここでは▲64歩が勝った。もちろん読んでいたが、△75歩▲63歩成△同金の時にイマイチ攻めが分からず断念した。しかし、そこで▲41角と打てば、△42金に▲71銀(C図)で攻めが続き、先手がリードを奪えていた。本譜の順は、第4図まで進むと、互角ながら先手陣が縮こまり、先手をもってやりづらそうである。少し進んで第5図へ。

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左:C図、右:第4図

 

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第5図

 

第5図からの指し手:▲58玉△47歩成▲69玉△57と▲59香△56銀▲34角△42歩▲46銀△67歩成(第6図)

 

逃げ間違い

 

△46歩の詰めろに対し、▲38銀などと受けても△47金でボロボロ取られるので、ここは玉を逃げる1手。▲58玉としたが、△47歩成と下段に落とされ、第6図から一気に寄り形を作られてしまった。ここは▲37玉なら激戦だった可能性が高い。△36金▲28玉△47歩成▲17玉△37と(E図)まで攻められるが、▲16玉~▲14歩と入玉をちらつかせれば負けない形になった。

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左:E図、右:第6図

<反省>・局面が一段落した後の攻めの組み立ての精度を上げる。

    ・玉の安全度を見切る精度を上げる。


4/5 vs2段● vs2段● vs2段○ ついに達成率が20%を切ってしまった。1局目を取り上げる。

 

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第7図

第7図からの指し手:△69銀▲68金寄△59竜▲86香△74桂▲85香打△86桂▲同馬△84歩▲83歩(第8図)

 

 勝負手を逃す

 

対抗形の終盤戦。第7図は先手が少し有利なものの、まだまだこれからの局面。しかし、ここで打った△69銀はいかにも筋が悪く、形勢を損ねた。ここでは△36銀という勝負手があった。▲同銀は△58竜なので、手抜いて攻め合うところ。①▲55角は△47銀成▲74桂△71玉▲47金△74歩で互角。また、本譜と同じように②▲86香は△47銀成▲95桂△58成銀▲85香打で激戦。③▲55香ならば△84銀▲52香成で先手十分だが、この局面で▲55香は気づきにくい手だと思う。本譜は後手の攻めを余され、急所の▲83歩が入り、完敗。

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第8図

<反省>・苦しい時でもあきらめない勝負手を。・筋悪な手から読まない。

 

4/6 vs3段●、vs3段●、vs2段○ 1局目を取り上げる。

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第9図

第9図からの指し手:△24銀▲29飛△25歩▲56歩△33桂▲88玉△21飛▲78金△42金▲16歩(第10図)

 

弱気2

 

角交換振り飛車の序盤戦。飛車のぶつけに対し、△24銀と応じたが、これでは何のために角交換振り飛車をやっているのかわからない。先手玉は未完成。後手陣にスキなしとくれば△25同飛に決まっている。以下▲同桂△29飛▲33桂成△同桂で互角ながら飛車の打ち込みのない後手に不満はないだろう。本譜は第2次駒組みに移ったが、第10図まで進んで先手の作戦勝ちとなった。後手は位は取ったが、それ以上に先手の▲55歩~▲56角が絶好になる。

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第10図

<反省>・角交換振り飛車の要点が頭に入っていない。

 

4/7 vs3段●、vs20級○、vs初段○ 久々の勝ち越しだが、相変わらず3段には勝てていない。1局目を取り上げる。

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第11図

第11図からの指し手:▲38角△47銀▲72と△同銀▲73角成△同銀▲47飛成△39角▲27玉△28金▲17玉△38金(投了図、第12図)まで122手で後手の勝ち

 

2つのミス

 

振り飛車の終盤戦。△48飛成と王手をかけられたところ。▲38角と合い駒したが、悪手で後手優勢に。正解はまじねむさんも指摘していた▲38金。46の角が28まで利いているのを忘れていたが故のミスだ(角金どっち打っても負けと思っていた)。▲38金以下△39銀▲27玉△38竜▲同玉△63歩▲39玉△27金▲38銀△同金▲同玉(F図)と進んで互角の勝負となる。

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F図

本譜の▲38角に△39銀と打たれていたら先手劣勢だったが、△47銀と打ったことで再び互角に。▲72と△同銀に▲73角成といったのが敗着となった。▲47飛成で引き付ける狙いだったが、角の利きがなくなったので詰まされてしまった。正着は▲72と△同銀に▲49金と打つ手で、△38銀成▲同金の局面は、先ほどの変化と角金交換した勘定になるので互角だった。

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投了図、第12図

<反省>・1間竜の形にされた時点で負けと思わず、嫌味を付ける受けを。

 

4/8 vs12級○、vs2段●、vs初段○ いまだ2段に安定して勝てる状態まで戻っていない。2局目を取り上げる。

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第13図

第13図からの指し手:▲86桂△37歩▲74桂△38歩成▲同金△74飛▲76歩△37歩▲同金△64角▲46歩△53角▲同金△79飛(第14図)

 

急所を間違える

 

振り飛車の中盤戦。矢倉をどう崩すかだが、本譜は▲86桂と打った。どうやらこのあたりで形勢を損ねてしまったようだ。△37歩が急所のたたきで入って後手がよくなった。74と38の銀を取り合った後、2回目の△37歩がさらに厳しい。▲同金に△64角の両取りがどう応じても悪い。△79飛と先手陣に打ち付けたところではもう後手勝勢に。

▲86桂では▲75歩が勝った。①本譜同様△37歩には▲74歩△38歩成▲同玉△74飛に▲61銀と絡んで激戦。②△同銀は▲65桂△64銀上▲43竜△24飛▲73歩でこれまた激戦。74よりも73を狙うべき局面だった。ただ、攻めが細く、つなげるのが大変なので、この局面を作った時点で実践的にはまずかったかもしれない。

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第14図

<反省>・囲いの急所を正確に。・互角でも自分が指しにくいと思った展開を避けられるようにする。

 4/9 vs3段●、vs2段○、vs初段○ 1戦目を取り上げる。

 

下の第15図は相振り飛車の序盤戦。手が広い局面だが、1番やってはいけない手は何だろうか。

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第15図

第15図からの指し手:▲56銀△84飛▲77飛△66角▲67銀△33角▲76銀△77角成▲同桂△33桂▲68金△24飛▲67銀△52玉▲56銀△15歩▲同歩△17歩(第16図)

 

初歩的なミス

 

▲56銀。無警戒な銀の進出が本局の敗着となった。これにはもちろん△84飛と回られる。▲77飛に△66角。「これだけは食らっちゃだめよ」と教わる筋をやってしまった。▲56銀では▲76飛や▲56歩、▲86歩などで1局だった。▲56銀以下必死に形を整えるが、端攻めが飛んできて攻めが決まり、以下40手粘るが無念の負け。「▲56銀の前に▲76飛」。出直してきます…

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第16図

<反省>「▲56銀の前に▲76飛」「▲56銀の前に▲76飛」「▲56銀の前に▲76飛」「▲56銀の前に▲76飛」「▲56銀の前に▲76飛」「▲56銀の前に▲76飛」…

 

詰将棋

 

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲28竜まで

2,▲33飛成△同桂▲46角まで、もしくは▲33飛成△同玉▲42飛成まで

3,▲13銀打△同桂▲21銀左不成△22玉▲32金まで5手詰め

 

B問題

1,▲37飛△15玉▲17飛まで

2,▲25銀△同と▲44馬△同玉▲24竜まで、もしくは▲25銀△同と▲44馬△同金▲33竜まで

3,▲22金△同玉▲21飛△13玉▲35馬△同歩▲25桂まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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週刊はるん(4月第1週)

目次

 ①対局振りかえり

 

今週は大会中の無限さんとの将棋です。

infi-shogi-kizuna.hatenablog.com

 

対局情報:2021/03/27 18:17 友達 10分 INFY_kizuna vs harungun

棋譜https://shogiwars.heroz.jp/games/INFY_kizuna-harungun-20210327_181715

 

初手からの指し手:▲76歩△34歩▲66歩△33角▲78銀△22飛▲67銀△62玉▲77角△72玉▲96歩△94歩▲48銀△42銀▲36歩△44歩▲37銀△43銀▲68飛△82玉▲38金△72銀▲48玉△52金左▲56銀△14歩▲58金△24歩▲86歩△25歩▲39玉△54銀▲48金左△45歩▲85歩△44角▲88飛△33桂(第1図)

 

振り飛車

 

戦型は、先手の四間飛車から向かい飛車の振り直しに対し、後手向かい飛車に。両者振り飛車党なので、当然の進行。そして囲いは、先手は▲48金左型右矢倉。▲46歩と突いて▲47金左型を作ると、将来45の争点を中心とした争いになる。対して後手は美濃囲いから4筋に位を張り、主張を作った。

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第1図

 

第1図からの指し手:▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲86飛△24飛▲75歩△35歩▲同歩△同角▲65歩△43金▲66角△15歩▲77桂△44角▲同角△同金▲66角(第2図)

 

小競り合い

 

振り飛車は、飛車先交換などで細かく動き、少しずつポイントをあげるのが基本。お互い歩交換したが、後手の角が35に移動したタイミングでの▲65歩が機敏な一着。▲66角(第2図)まで進み、後手の金を上ずらせ、先着1名様のラインに角を設置できた先手の作戦勝ちと言える展開に。

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第2図

 

第2図からの指し手:△55角▲74歩△同歩▲55銀△同銀▲同角△同金▲95歩△同歩▲93歩(第3図)

 

5筋は制圧

 

△43金のような手は弱気で、いつでも▲55銀が権利として残る。そのため、△55角は仕方のないところ。ここで▲同銀を入れるのをこらえて▲74歩を入れたのがさすがの利かし。あとだと△同飛の可能性がある。△66角▲73歩成△同銀▲66飛に△88角という順はあったが、玉形が乱れるのを嫌った。以下△55同金まで進んで、5筋は制圧できたが、端攻めが飛んできた。後手は受け続けると、攻め潰される自信があったので、このあたりで先手陣に嫌味を付けたい。

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第3図

 

第3図からの指し手:△75角▲36飛△35歩▲同飛△34歩▲36飛(第4図)

 

攻め駒を攻める

 

攻めるといっても、対局中は先手陣へのとっかかりが一目で見えなかった。ということで△75角と飛車を攻めたが、この構想がどうだったか。幸便に▲36飛と回られ、ここで2歩を使うようでは明らかに損をした。

ここでのソフト先生の答えは、△59角。▲78歩と打たれ、▲58金があるので切り捨てたが、△37角成があるので無駄ではない。△59角以下は、▲78歩△26歩▲同歩△27歩という感じで激戦。

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第4図

 

第4図からの指し手:△35銀▲76飛△46歩▲同歩△54歩(第5図)

 

先手優勢

 

後手はとにかく飛車を取りたい。取るだけなら△46歩として閉じ込めておけばいいのだが、△46歩の瞬間▲44角があって指しづらい。なので44に効かせて△35銀と打ったがいかにも打たされた感で、陣形がバラバラである。後手は△66金と出たいが、▲55角がある。一回△46歩を利かして、じっと△54歩に期待した。

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第5図

 

第5図からの指し手:▲73歩△同玉▲85桂△62玉▲75飛△同歩▲42角△89飛▲79歩△85飛成(第6図)

 

突き捨てを生かす

 

先手は筋よく▲73歩と攻め立てる。5筋の折衝の際に入れた突き捨てを生かした格好だ。対して後手は広い右辺に玉を逃がし、粘る体制。先手は▲75飛と切り飛ばし、▲42角で包囲網を作る、いかにも無限さんがやってきそうな順で迫る。後手は王手桂取りで、竜をひきつける。形勢は先手がいいが、こういった大駒をひきつける展開は個人的に好きなパターンである。

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第6図

 

第6図からの指し手:▲82角△44銀▲91角成△52金▲31角成△26歩▲同銀△28歩▲同玉△36桂▲18玉△48桂成▲同金△16歩▲同歩△36金(第7図)

 

攻め合いでごまかす

 

▲33角成で▲24馬~▲22飛の展開も考えられたところだったが、本譜は73から脱出される展開を嫌い▲82角。△44銀はこの1手の受けだが、▲91角成として次の▲92歩成~▲82とが厳しく残る。お互い時間も切迫している中、△26歩からの攻めに託した。△28歩に▲37桂なら指す手無し状態だったが、▲同玉だったのでふんどしから攻めがつながってくれた。△36金まで進み、何とか勝負形に持ち込むことができた。

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第7図

 

第7図からの指し手:▲86歩△26飛▲28香△17歩▲同桂△16飛▲29桂△25桂▲13歩△同香▲同馬△同飛▲85歩(第8図)

 

17に利かすか否か

 

▲86歩。竜当たりだが、チャンスが来たと思った。△26飛。これで勝ちだと思ったがそうではなかった。▲28銀と打つ手があり、これで先手がやれているとのこと。当然本譜のように△17歩▲同桂△16飛とするが、17に銀が利いているため、▲85歩と竜を取って先手がいい。本譜は▲29桂を打たざるを得ず、後手がよくなった。もちろん時間が切迫している状況なので結果論ではある。

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第8図

 

第8図からの指し手:△17桂成▲同桂△37桂▲同金△同金▲74桂△53玉▲39香△16歩▲37香△38金▲64銀△43玉▲41飛△42銀(投了図)まで132手で後手の勝ち

 

逃げ切る

 

竜は取られたが、△17桂成から自然に攻めていけばよい。△38金で必至がかかり、▲64銀など、怖い王手は飛んできたが、逃げ切ることができた。

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投了図

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評価値

 

おまけ

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コレクション(囲い)を全制覇しました。次は戦法かなぁ(進行度50/116)。

 

詰将棋

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A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲43馬まで

2,▲23角成△同飛▲14銀まで

3,▲12銀△同玉▲33飛成△11玉▲22角まで3手詰め

 

B問題

1,▲24馬△同玉▲44飛成まで、もしくは▲24馬△同香▲41角成まで

2,▲15角△同玉▲25銀△13馬▲15歩まで

3,▲42銀△同金▲31馬△同玉▲21竜△同玉▲22金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

 

~集計中~

 

結果発表!振りかえり!【第1期じゃん王戦】

※この記事は完全に内輪向けとなります。ご了承ください。

 

大会に参加された皆さん、お疲れ様でした!早速結果を発表したいと思います。

 

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画像クリックで拡大

・○は勝ち、●は負け、未は未対戦。左から順に、10分、10秒、3分。

・pt合計で並んだ3名は勝利相手pt合計で決定。

・てるてるさんは10分のみの参加、うっちゃーさんは途中棄権、凸さんはオープン参加のためptや順位を決定していない(凸さんと対戦した勝敗は入れているが、ptは入れていない。)。

 

 

1位 はるん軍 18pt

2位 インフィニティ- 13pt

3位 mijyu 12pt(勝利相手pt合計:27pt)

4位 まじ眠い 12pt(同:19pt)

5位 アキラ☆彡 12pt(同:17pt)

6位 ページ 10pt

7位 てるてるぼうず 5pt

8位 dom 2pt

9位 kurukuruya 0pt(途中棄権)

オープン参加 英傑ダルターニャ

 

 

1位は私。主催者ながら勝たせていただきました。じゃん王名乗ります。

2位は無限さん。対局者数は6人、そして厳しいハンデが付きまとう中、それらを苦にしない安定した指し回しが光りました。まさに「序盤、中盤、終盤、隙がない」。

3位にはmijyuさん。mijyuさん、まじねむさん、アキラさん、ページさんによる3位争いが予想され、前評判通り3人が12ptに並ぶ激戦。そのライバルに2勝を挙げ、1歩抜け出しました。

4位はまじねむさん。将棋歴数か月とは思えない強さ。アキラさんとの対戦がなかったのが痛かったか。

5位はアキラさん。最終日に6局を消化し、怒涛の追い上げ。3切れまでもつれたのも2局と、激戦を繰り広げました。

6位はページさん。実力派ながら、考慮時間の短さに泣かされていた印象。

7位はてるてるさん。格上の人にも思い切りぶつかっていく姿勢がよかったです。

8位はどむさん。今回は消化不良という形でしたが、対局は全力投球。

9位はうっちゃーさん。今回は途中棄権。またの参加お待ちしています!

凸さんはオープン参加。もし参加できていれば7位に入れていました。

 

結果発表は以上となります。改めて、大会参加ありがとうございました!お疲れ様でした!

 

 

↓ここからは運営側の振り返りとなります。

 

○ ・参加者の方が楽しく将棋を指していた。

  ・一部書き漏れはあったものの、対局結果はおおむね速やかに行われていた。

 

△ ・10秒将棋や3分切れ負けでは将棋にならない、といったような声をちらほら見かけた。10秒将棋はともかく、3分切れ負けは大会では用いない方がよかったか。

 

× ・1週間あったとはいえ、一人最低18局をこなすのは、時間合わせの点も含め、大変だった。参加者が増えたからこそのうれしい悲鳴ではあるが、人数が一定数を超えたらリーグを2つに分割するべきだった。

・対局数をこなすことに意識が向いてしまい、感想戦をする時間があまりなかった。もっとゆとりのある大会づくりをしなければいけない。

 

? ・今回は棋力のハンデを埋めるために「時間減らし」を行ったがどうだったか。他の方法もあれば検討していきたい。

 

 

以上の反省点を第2期大会の主催者に|д゚)チラッ生かしてもらえればと思います。終わりっ!

週刊はるん(3月第4週)

 目次

①対局振りかえり

今週も将棋ウォーズから書きがいのある将棋がなかったので24から取り上げます(この対局もあまりいい出来ではなかったですが…)。

 

対局情報:2021/03/015 20:35 1手30秒(1分の猶予時間あり) yo8181 vs harungun

棋譜

youtu.be

 

初手からの指し手:▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲22角成△同銀▲88銀△62銀▲77銀△32金▲68玉△42玉▲78玉△64歩▲48銀△63銀▲68金△74歩▲46歩△73桂▲47銀△14歩▲16歩△81飛▲36歩△62金▲37桂△54銀▲29銀△65歩▲38金△94歩▲96歩△64角▲59飛△33銀▲56歩△44歩(第1図)

 

1手損角換わり

 

本譜は1手損角換わりの出だしになり、先手の▲78玉型に後手の流行形で対抗。実はこの対局の前にも同じ方と戦っていたのだが、その時も相手の1手損角換わりになっていた。その対局は相手の片矢倉に対し、私が▲78玉型を使い、勝利した。

後手は、△85歩を保留し、△65歩~△64角で先手の攻めをけん制する。△85桂の余地がある分、相性が良い形と言える。角を手放すが、この形が好きなのでよく使っている。

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第1図

 

第1図からの指し手:▲86銀△85桂▲88玉△31玉▲78金△22玉▲48金△12香▲38金△11玉▲68金△22銀▲78玉△31金▲25歩△82飛▲29飛△52金▲24歩△同歩▲同飛△43金▲29飛△23歩▲59飛△42金引▲88玉△52金▲78玉△63金▲29飛△32飛▲25飛△92香▲58金△93香▲48金左△72飛(第2図)

 

開戦せず

 

第1図で先手は▲86銀。△85歩は△85桂が消えるので△85桂だが、攻めが膠着状態となった。持久戦になった時の形は△43銀~△54歩として銀矢倉に組み替える順だが、59にいる飛車のせいで、△43銀の瞬間に▲55歩~▲56銀と盛り上げられるので、銀冠に組んだ。先手も玉と金の動きでバランスを保つ。そして飛車の動きが素晴らしく、2筋交換を許し、先手に主導権を握られた。

第2図の先手陣は異様な光景である。玉の周りに金銀がいない。しかし、先手に打ち込みが少ないのに対し、後手陣は駒が上ずっている感があり、打ち込まれ放題で、先手の作戦勝ち。いよいよ先手は角を打っていく。手数76手の長い長い序盤戦が終わった。

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第2図

 

第2図からの指し手:▲61角△73飛▲34角成△75歩▲同歩△同角▲同銀△77歩▲68玉△75飛▲79歩(第3図)

 

先手有利

 

▲61角が当然ながら厳しい。△32飛は▲83角成があるので△73飛成だが、穴熊の頭に馬ができたのは大きい。ゆっくりしていられない後手は角銀交換であばれるが、攻めが足りない感は否めない。

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第3図

 

第3図からの指し手:△88銀▲44馬△79銀不成▲58玉△43歩▲34馬(第4図)

 

逃した勝負手

 

本譜後手は△88銀と打ったが、ここでは△78歩成という勝負手があった。▲同歩に△59銀が継続手である。以下、▲同玉△78飛成で、△89竜~△77桂不成と攻めを足していい勝負だった。本譜は少し重い攻めになってしまったか。

続く△43歩でも△33歩と受けた方がよかった。先手を取れないのは悔しいところだが、飛車先突破は確定しているので玉をしっかり固めておこう、という意図である。

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第4図

 

第4図からの指し手:△78歩成▲55歩△68銀成▲49玉△89と▲39玉△99と▲54歩△24香▲同馬△同歩▲同飛△79飛成▲28玉△33銀▲23飛成(第5図)

 

入城

 

後手は△78歩成から飛車を成り込んだが、▲54歩と銀を取り切られたのは痛い。後手は△24香から大駒を取る順に期待したがどうだったか。ここは歩切れが懸念材料なので△同金としておきたかった。そこから△24香を入れれば難しかった。本譜は▲28玉と上がって、序盤のバラバラ感から見違えるような堅さになった。

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第5図

 

第5図からの指し手:△22金▲27竜△54金▲23歩△32金▲22銀△同銀▲同歩成△同金▲23歩(第6図)

 

先手勝勢

 

△22金。この局面でやってはいけない手を指してしまった。普通に▲27竜と引かれ、目標にされてしまった。あいにく歩切れのため、△23歩と打てないのだ。△54金と回収したものの、当然▲23歩を打たれ、以下は自然にはがされる展開に。先手勝勢。

ということでここでは歩切れ解消の△54金が正解。やや苦しいながら、簡単に崩れないようにして粘った方がよかった。

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第6図

 

第6図からの指し手:△88角▲22歩成△同角成▲23歩△26歩▲22歩成△同玉▲26竜△23歩▲24歩△同歩▲34銀△32玉▲24竜△42玉▲63角△52銀▲22竜△32歩▲81角成△27歩▲同竜△33桂▲21竜△41桂▲62金△27歩▲同金(投了図)まで147手で先手の勝ち

 

完敗

 

第6図で△23同金▲同竜△22銀と埋めた方が手数は稼げていたかもしれないが、そんな闘志はなくなっていた。△88角で角金を取られる展開ではっきりした。相手の寄せは完璧で、金駒を渡さず攻め合いにもさせない圧倒ぶり。投了図は文字通りの「指す手無し」で完敗だった。

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投了図

 

詰将棋

 

A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲23角成まで

2,▲14銀△同玉▲12飛成まで

3,▲33銀△同馬▲13馬△同桂▲21金まで、もしくは▲33銀△同馬▲13馬△同玉(△11玉)▲12金まで5手詰め

 

B問題

1,▲25竜△同玉▲36竜まで、もしくは▲25竜△同銀▲34竜まdもしくは▲25竜△同桂▲12竜まで

2,▲16飛打△同と▲27銀△同と上▲16飛まで

3,▲33銀成△同銀▲12角△同玉▲34馬△同銀▲22金まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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週刊はるん(3月第3週)


目次

 ①対局振りかえり

今週も将棋倶楽部24から

 

対局情報:2021/03/09 14:08  1手30秒(1分の考慮時間あり)tetsumusi vs harungun

棋譜

youtu.be

 

初手からの指し手:▲76歩△84歩▲26歩△85歩▲77角△32金▲25歩△34歩▲78銀△77角成▲同銀△22銀▲48銀△62銀▲46歩△33銀▲36歩△64歩▲37桂△42玉▲47銀△63銀▲78金△74歩▲58金△73桂▲29飛△81飛▲48玉△62金▲56歩△14歩▲16歩△54銀▲66銀(第1図)

 

右玉 vs 流行型

 

本局は角換わりの出だしになり、先手の右玉、後手の△81飛△62金型に落ち着いた。先に書いておくが、この対局は先手の右玉側が勝っている。右玉ならではの軽快なさばきをこの対局から学んでいきたい。

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第1図

 

第1図からの指し手:△86歩▲同歩△同飛▲87歩△81飛▲75歩△同歩▲同銀△76歩▲74歩△65桂▲64銀(第2図)

 

疑問手を重ねる

 

▲66銀と中央に動いたところなので飛車先交換はするところ。▲75歩に、自然に△同歩と応じたが疑問手。▲同銀で後手玉が圧迫される展開にしてしまった。△同歩では一番激しくいくなら①65歩で、以下▲74歩△66歩▲73歩成△67歩成▲62と△78と(A図)。互角だが、玉のそばにと金ができるのは嫌なので、こうは進みづらいと思う。また、穏やかに行くなら②△63銀が有力で、▲74歩△同銀▲55銀△63銀▲74歩△同銀▲64歩△63歩(B図)と進む。これならまだまだの局面でこちらを選ぶべきだったかもしれない。

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左:A図 右:B図

また、△76歩でも△15歩▲同歩△17歩、△77歩、△65桂など、よりダイナミックに動く方がよかった。△76歩と1マス控えた本譜に比べて攻めに速度が出るのがわかる。本譜は先手の銀が64まで出てきた。

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第2図

 

第2図からの指し手:△77歩成▲同桂△同桂成▲同金△72歩▲66歩△44歩▲65桂(第3図)

 

緩急自在の指し回し

 

▲73歩成を受けるために△77歩成の清算は仕方ないが、▲66歩が△65桂を消す冷静な手で先手がはっきりよくなった。後手も玉頭戦の準備で△44歩とするが、かまわず▲65桂と攻めてくる。

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第3図

 

第3図からの指し手:△84角▲38玉△52桂▲55銀△同銀▲同歩△95角▲86銀△84角▲54歩△同歩▲53歩△64桂▲45歩△同歩▲同桂△44銀▲46歩(第4図)

 

強烈なくさび

 

▲73歩成からの攻めが間に合うとまずいため先手玉に狙いをつけて△84角と打った。次に△65銀と取れればおいしいが、狙いがそれだけなのが悲しい。▲38玉と寄られ、84の角はただ狙われるだけの駒となってしまった。△84角では、△65同銀と食いちぎるしかなかったか。▲同歩に△31玉と早逃げして、楽しみを作るべき、とソフトの見解。

本譜は銀を追い返すために△52桂と打ったが、これはつらい。▲55銀で銀交換され、調子がいい。▲86歩と打たせたものの、銀交換で伸ばした歩で▲54歩~▲53歩とされ、大きなくさびが入った。さらに右桂も使われ、後手玉は崩壊寸前だ。

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第4図

 

第4図からの指し手:△33桂▲同桂成△同銀▲96桂△85歩▲84桂△86歩(第5図)

 

自爆

 

攻め駒を増やすため△33桂と当てたが実質的な敗着となってしまった。すかさず交換され、▲96桂と打たれてみると、角の行き場所がない。やむなく角銀交換に持ち込んだが、駒損がひどい。△33桂では△55銀打として相手に楽をさせないのが正しい感覚。狙いは△45銀▲同歩△46歩で、先手玉にも嫌味を与えられるため、チャンスがあったかもしれない。

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第5図

 

第5図からの指し手:▲72桂成△同金▲73歩成△71金▲52歩成△31玉▲63角△22玉▲24歩△同銀▲81角成△同金▲41飛(第6図)

 

全軍躍動

 

▲72桂成~▲73歩成で、取れそうな駒ですら有効活用できたのは相手としても気持ちよかっただろう。▲52歩成に△同玉は▲63角△42玉▲53角と31に逃げられないようにしてから▲81角成が厳しいので△31玉。そして▲63角に△22玉で玉形を安定させて粘りに行く。先手も1回2筋の突き捨てを入れて飛車を取り、▲41飛と下ろした。

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第6図

 

第6図からの指し手:△31金▲81飛成△25桂▲53角△21金▲44角成△33角▲54馬△51歩▲43金(第8図)

 

遅かった△25桂

 

この局面ではすぐに△25桂を入れるべきだった。①▲81飛成は△37銀▲49玉△56桂打と攻め続けて評価値は先手優勢なものの、かなり嫌味を与えられる。②▲42とは怖そうだが、△37銀▲39玉△57角▲48角△同銀成▲同金△同角成▲同玉△56桂打▲同銀△同桂▲47玉△38銀▲57玉△68銀(C図)。ここまで行けば後手有利になる。以下先手玉が44まで行き、△33銀~△42銀と清算していくのである。もちろん結果論ではあるが。

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C図



本譜は△31金を入れてから△25桂としたが、遅かった。△31金が狙われやすい位置になり、▲53角~▲44角成の攻めが分厚い。後手は△33角~△51歩で必死に受けるが、角を手放したのは大きい。

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第7図

 

第7図からの指し手:△37銀▲49玉△32銀▲59玉△76歩▲67金寄△87歩成(第8図)

 

迫っているように見えるけれど

 

評価値的には先手が優勢なものの、それをなしにすれば結構激戦な気がする。先手玉は金を渡せば△37銀~△57桂の筋が生じるし、その金は43にある。ということで△37銀を入れてから△32銀と催促したが、△37銀を入れたことによって△57桂を見えやすくしてしまった意味はあるか。▲59玉の早逃げで足りない。△76歩~△87歩成は必至の挟撃体制。寄せ損なったら許さない意思を見せてプレッシャーをかける。

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第8図

 

第8図からの指し手:▲42と△43銀▲同と△77歩成▲33と△同銀▲51竜△31桂▲55角△67と(第9図)

 

ぼんやりした角

 

ついに▲42と、とこのと金が迫ってきた。このと金は角銀を取る活躍で、角が外れたので▲51竜も来た。△31桂に▲55角。ずっと▲21馬から攻められる手を予想していたので、盲点だった。そして▲21馬△同玉▲32銀には△12玉と上がれば詰まないので△67とで攻め合ったが、この感覚が甘かった。

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第9図

 

第9図からの指し手:▲21馬△同玉▲22金△同銀▲同角成△同玉▲42竜△32金▲33銀△13玉▲22銀打△12玉▲11銀成△13玉▲12成銀△同玉▲32竜(投了図)まで137手まで先手の勝ち

 

詰んでました

 

▲21馬△同玉に▲22金が読みになかった好手。銀の利きにいるのでなおさら読みづらい。以下はお手本のような順で後手玉を即詰みに追いやった。

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投了図

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評価値

詰将棋

 

A問題

 

1,1手詰め

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2,3手詰め

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3,X手詰め

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B問題

 

1,3手詰め

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2,5手詰め

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3,X手詰め

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先週の詰将棋解答

 

A問題

1,▲12竜まで

2,▲41飛△同玉▲32銀まで

3,▲13竜△同香▲33馬まで、もしくは▲13竜△同玉▲14歩(▲14馬)まで3手詰め

 

B問題

1,▲24馬△同玉▲44飛成まで、もしくは▲24馬△同香▲41角成まで

2,▲48竜△同竜▲37飛△同竜▲58馬まで

3,▲15馬△同玉▲16歩△14玉▲26桂△同歩▲15歩(▲15竜)まで7手詰め

 

先週の成績一覧

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